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2022.03.24

自動車整備士からびわ農家に。持っていたい、趣味の逆輸入車

日本屈指のびわの産地、千葉県の南房総市岩井で「房州びわ」を露地栽培する農園〈きしの屋〉の代表、穂積秀和さん。「房州びわ」は、大粒で美しく甘味とほどよい酸味のバランスがとれた爽やかな果実。〈きしの屋〉では、大きく良質な実にするために「摘花」、「摘果」、「袋掛け」といった工程をひとつひとつ手作業で大切に行い、無農薬でも美しいびわを栽培している。丹精込めてびわを育てる穂積さんが、農園をはじめたのは3年前。縁あって、長年びわが栽培されていた土地を受け継ぐことに。それまでの穂積さんは、自動車の整備士だった。アメ車を扱うクルマ屋にいたのだそう。若かりし頃の趣味はモトクロス。実は、現在も農園業の傍ら農機具修理を兼業していて、友人たちからのバイクやクルマの修理を引き受けたりもしているのだという。“直るか直らないか結果がひとつしかない機械修理も、どうなるかわからない思うようにいかない自然と向き合うことも、どちらも楽しい”という彼の愛車は。アメリカから取り寄せた2000年式の「US TOYOTA タコマ」だ。仕事用のクルマは軽トラック、休日も多くはないというが“好きなクルマは1台持ってたいんです”と、穂積さん。仕事にも遊びにも、クルマは“なくてはならないもの”なのだ。

#070穂積 秀和

age42

出身地

千葉県八千代市

現所在地

千葉県南房総

職業/肩書き

房州びわ きしの屋代表

SNS/HP

Instagram:@boshu_biwa_kishinoya

車種

US TOYOTA タコマ 2000年式

カスタマイズ有無

フロントサスペンション
2.5インチ、リフトアップ

月間走行距離

約300km

クルマ遍歴

TOYOTA 30カローラバン→
NISSAN サニートラック→
US NISSAN ハードボディ→
TOYOTA ハイエース→
CHEVROLET アストロ→
CHEVROLET サバーバン→
US TOYOTA タコマ 2000年式

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを使っていますか?

買い物やお出かけの時
たまにバイクや農機具の運搬

このクルマの好きなところ

荷物を沢山積めるところ

ひとつ改善できるとしたら

古い北米車なので純正パーツが入手しづらいのが困る

憧れのクルマは

NISSAN ダットサントラック620

あなたにとってクルマとは

なくてはならないもの

photo by Shinji Yagi