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2020.05.10

“乗るを自由に” Webメディア『noru journal』 よりご挨拶

2020年5月、「乗り物」と「人」との新しい関係性を模索し、「乗る」ことを自由に選択するための情報、ストーリーを届けるメディア『noru journal』をスタートします。

noru = 乗る

2016年の春に着想した頃、noruとはプロジェクトを考える上での開発コードでした。当時から自動運転の社会実装やシェアカー普及の話題は、意識せずとも耳に入ってきました。いずれは多くの人が、当たり前に所有してきたクルマを手放し、シェアが主流となる時代がやってくる。つまり「買う」ではなく「乗る」時代になる。そんな思考からプロジェクトは、はじまりました。

クルマを追いかけていけば、時代の転換と、それにともなう人々の暮らしの変化や価値変容に立ち会うことができるだろう。そして、AI、エネルギー、環境問題といったトピックも自然とついてくる。と同時に、そうした新しい動きのカウンターとして、意識的にクルマを所有し、運転することを体験と紐づけ、乗る行為をアクティビティのように自由に楽しむ層も浮き彫りになってくるのではないか。たとえば、バンで世界中を旅するデジタルネイティブがそうであるように。

クルマにどう「乗る」か。
身体という“最も身近な乗り物”にどう「乗る」か。
この時代にどう「乗る」か。

いつからかnoruというキーワードが、プロジェクト名となり、メディア名にもなりました。「多様化していく“乗ること”を通して、人々の生き方を取材していきたい」それが編集部の考えです。

主なコンテンツとしては、ガイドブックには乗っていない全国各地のクルマ旅を紹介するtravel、クルマとヒトとの関わりを紹介するpeople、クルマ&ガレージ用品から旅を快適にするウェアやガジェットを紹介するproductなどの連載に加えて、特集コンテンツであるstoryでは、行き先に応じて車種を自由に選べるシェアカーの最前線やアフターコロナ時代のタイニーハウスやキャンピングカーとの暮らし方、これからの移動を考える上で外せないエネルギー問題など、時事に沿って「乗る」ことを様々な角度で紐解いていきます。

Editor in Chief
Ryo Muramatsu(SHIKAKU inc.)

Editors
Anna Hisatsune(SHIKAKU inc.)
Miho Ishikawa(SHIKAKU inc.)

Contributing Editor
Ryoko Kuraishi
Toshiya Muraoka

Web Director
Jun Nakajima(Incode inc.)

Art Director
Natsuko Yoneyama(YONEYAMA LLC.)

Operating company
SHIKAKU inc.