この前まで春だと油断していたら、いつの間にやら酷暑が続く真夏がやってきた。一歩外に出れば天然のサウナ状態。そんな中の移動を快適に過ごすために、どんな道具があればいいのだろうか。「#真夏の移動に役立つツール」企画では、各人が夏のドライブなどで活用している愛用品を紹介していく。今回のセレクターはnoru journal 編集部の小野真理子。
編集業の傍らヨガインストラクターとしても活動する小野の日常には、常に移動が伴っている。そんな忙しない生活の中で自分のペースを保つ秘訣は、常にお気に入りのモノを持っておくこと。そんな彼女に、愛用する#真夏の移動に役立つツールを聞いた。
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抽出技術も時間もなくていい。1台3役が叶う、優秀なコーヒーメーカー
空気の圧力を利用してコーヒーを抽出するアメリカ発の『エアロプレス』は、コーヒー粉と専用フィルターをセットして、お湯を注いでプレスするだけという、簡単操作の手動コーヒーメーカー。そもそも“最高の味わいのコーヒーを抽出できる理想的な抽出過程変数を定義し、この定義を具現化できるコーヒーメーカー”というのが開発時のコンセプト。およそ1分で淹れたてのホットコーヒーが味わえるという時短性能もさることながら、なによりコーヒー豆の魅力を最大限に引き出してくれるとのことで全世界で人気を集めている。
そんな『エアロプレス』を外出先でも使えるようにしたのが、この「エアロプレス ゴー」。すべての付属品がカップに収まるように設計されていて、コーヒーの粉とお湯さえ用意すれば、いつでもどこでもコーヒータイムが楽しめる。また、このポータブルサイズでも通常のエアロプレス同様に、粉の量や挽き目、お湯の量などを変えて抽出する事で、ドリップテイストのコーヒーからエスプレッソテイストまで、異なるスタイルのコーヒーにアレンジすることが可能。簡易的なコーヒーメーカーのようでありながらシッカリ味の追及ができるので、こだわり派にもおすすめできる。
「私の好きな抽出方法はやっぱりドリップ式。来る日も来る日もせっせとコーヒーを淹れているのですが、結局ドリップする時間が好きなんですよね。何年も飽きずに毎日やってるのですが、時間はかかるし、まどろっこしいと感じないわけではない。こんなコーヒー好きの私でさえそう思うのだから、多くの人なら“そんな悠長にしている時間なんてないし、手早く美味しいコーヒーが飲みたい”と思うのは当然です。そこで皆さんにオススメしたいのが「エアロプレス ゴー」。この夢のようなコーヒーメーカーがあれば、コーヒー粉(なんなら、余っているインスタントドリップバックでもOK)とお湯、もしくは水を用意するだけで、エスプレッソ、コーヒー、コールドブリューの3種のコーヒーが作れちゃうんです。
個人的には、簡単かつスマートに美味しいコーヒーを淹れられて、それでいてプレス作業も楽しめるっていうのもお気に入りポイント。手軽さ、片付けやすさ、持ち運びのしやすさが秀逸で、コーヒータイムの幅も広がります。特に真夏のお出かけ時に淹れたての美味しいアイスコーヒーが飲みたい! と思うなら、氷水をいれたマイボトルとエアロプレスのセットはマスト。手軽にコールドブリューを味わうっていうのは最高です。ボディの絶妙なグレーと赤のカラーリングが可愛いくて、どこへでも連れていきたくなるんです。(小野真理子)」
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noru journal編集:小野真理子
東京在住・長野県出身。
メディア「mark」「onyourmark」「perfectday」の編集スタッフとして携わったのち、フリーランスで活動。ヨガインストラクターとしても日々勉強中。移動は主に自転車。
IG:@marik.ono
乗っているクルマ:CARECO CARユーザー
好きなドライブ:長野/戸隠の針葉樹から溢れる木漏れ日の一本道。
エアロプレス ゴー(専用ペーパー350枚入)
価格:¥8,580 (税込)
■商品詳細
URL:oc-shop.co.jp/i/5002
[サイズ]D110×W100×H175(mm)
[重量]448g
SHOP INFO
取り扱い:小川珈琲
URL:oc-shop.co.jp
Photo by Shinji Yagi / Kenichi Muramatsu