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2023.10.17

移動中にパッと撮れる。自分にぴったりなコンデジ select by Satoshi Yamane

X100V/富士フイルム

生活の中に“移動”があるプロフェッショナルたちに訊く「#これからの時代に役立つクルマ旅ギア紹介」企画。今回のセレクターは、アパレルブランド〈F/CE.〉のデザイナーであり、バンド〈toe〉のベーシストでもある山根敏史さん(@satoshiyamane)。マルチに活躍する山根さんはどんなモノとともに移動しているのだろうか。

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select by スタイリスト 平健一
select by noru journnal編集長 村松亮
select by バンライファー小濱潤平
select by neru designworksデザイナー neru
select by インスタグラマー YURIE
select by キャンパー issei
select by 建築家 岡田宰
select by クリエイティブ・ディレクター 田中嵐洋
select by クリエイティブ・ディレクター 山根敏史

公共交通機関は苦手で、自分のペースを保つためにも常に移動はクルマだという山根さん。最近は72年製のキャンピングカー・ウィネベーゴで家族のレジャーやイベントに赴いているようで、その愛用品からも継往開来たる彼のクリエイティビティが伺える。新旧入り混じる彼のスタイルを道具から紐解いていこう。


印象的な風景を、印象的な写真に残す

富士フイルムの「X100V」は、APS-Cサイズの超高性能センサーと固定式単焦点レンズを備える“プレミアムコンパクトカメラ”。X100シリーズの5世代目にあたり、脈々と受け継がれてきたアルミ削り出しのダイヤルやクラシカルな操作性をそのままに、プロフェッショナルモデルのX-Pro3譲りの機能と技術を取り入れて、ブラッシュアップされたモデルだ。そのコンパクトデザインの中には、有効画素数約2610万画素を誇るX-Trans CMOS 4センサーと、その性能を引き立てる23mm(35mm換算35mm)、F2の新開発レンズを搭載し、より高い描写力を実現。またOVFとEVFを自由に切り替えられる「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」を搭載するなど、表現力に直結するユーザビリティーの向上も見逃せない。富士フイルムの真骨頂でもあるフィルムシュミレーションを17種搭載するほか、JPEG撮影時限定でデジタルテレコン機能も備えているため、通常の焦点距離に加えて、50mm相当、70mm相当に切り替えて撮影する事もできる。

「僕はあまり写真を撮るタイプじゃなかったんですが、よくF/CE.のコレクションを作る前に海外出張をしたりするのでそういう時用にカメラを持ち歩いているんです。以前はコンデジでパパッとJPEG保存で撮ってたんですけど、記録のためだけじゃなくて、印象に残った場面を後で共有できればと思って、それで富士フイルムの「X100V」にたどり着いたんです。移動中にパッと撮ったりする自分の行動パターンを考えると、最優先事項は持ち運びが楽ですぐに撮れる事ですが、その点これはレンズも含めてコンパクト。一応くくりとしてはコンデジなのにプロ機材並みに細かな設定ができて、表現豊かな写真が撮れるっていうのがよいところですね。この間北欧に行ったときも、旅の記録をすごくよい形で残すことができました。レンズは固定ですが、フィルターを変えたり、ワイドコンバージョンレンズを付けてマクロ的に使えたり、デジタルズームもできるから意外とカスタマイズ性も高くて、色々いじるのも楽しみの一つ。また、カメラとしてのデザインもカッコイイので首に下げていても嫌じゃないっていうのも地味に重要ですよね。僕は黒いヨセミテストラップをつけて統一感を出しつつ、ボタンを赤いのに改造して使ってます。(山根敏史)」

X100V
価格:¥180,950 (税込)

■商品詳細
URL:mall-jp.fujifilm.com/shop/g/g16642991

SHOP INFO
取り扱い:富士フイルム
URL:fujifilm-x.com/ja-jp

Photo by Kenichi Muramatsu / Shinji Yagi