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2023.12.01

ギャラリーで出会った温故知新なビアグラウラー select by Satoshi Yamane

32oz ビアグロウラー/Portland Growler

生活の中に“移動”があるプロフェッショナルたちに訊く「#これからの時代に役立つクルマ旅ギア紹介」企画。今回のセレクターは、アパレルブランド〈F/CE.〉のデザイナーであり、バンド〈toe〉のベーシストでもある山根敏史さん(@satoshiyamane)。マルチに活躍する山根さんはどんなモノとともに移動しているのだろうか。

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select by スタイリスト 平健一
select by noru journnal編集長 村松亮
select by バンライファー小濱潤平
select by neru designworksデザイナー neru
select by インスタグラマー YURIE
select by キャンパー issei
select by 建築家 岡田宰
select by クリエイティブ・ディレクター 田中嵐洋
select by クリエイティブ・ディレクター 山根敏史

公共交通機関は苦手で、自分のペースを保つためにも常に移動はクルマだという山根さん。最近は72年製のキャンピングカー・ウィネベーゴで家族のレジャーやイベントに赴いているようで、その愛用品からも継往開来たる彼のクリエイティビティが伺える。新旧入り混じる彼のスタイルを道具から紐解いていこう。


クラフツマンシップを感じる、ポートランドの日用品

陶芸や木工のみならず、さまざまな分野においてDIYでよいモノを作り上げようとする作家が多い事でも知られているアメリカ・ポートランド。クラフトカルチャーが根付いている彼の地は、マイクロブリュワリーも多く、タップルームやバーに行けば量り売りでビールを購入できる。そんな風土の中で生まれた〈Portland Growler〉は、ビールを保冷しながら、炭酸を逃がさず持ち運べる、クールなビアグラウラーブランド。分厚い焼き物の壁がある事でしっかりと保冷・保温してくれるので、お気に入りの飲み物をアウトドアに持ち出す時にも活躍する。

「僕がこのグラウラーを買ったのは10年くらい前で、現地でギャラリー巡りをしている時に、たまたま展示販売されていたんです。素材は陶器なので割れちゃうんですけど、その原始的な発想も魅力で、なんか海賊が持ってそうな雰囲気もある。それにデザインや色もきれいで、キャップのゴムパッキンの赤も効いてます。ポートランドってコーヒーとかも有名ですけど、なんかそういうブランディングの打ち出しも洗練されてるっていうか。遥か昔からあった物をブラッシュアップするという、彼らのセンスや価値観は見習いたいものです。僕はビールを飲まないので本来の用途で使うことはないのですが、プロダクトとしてかなり気に入っています。(山根敏史)」

 

32oz ビアグロウラー
価格:¥-

■商品詳細
[素材]セラミック
[寸法] D11.4×H22.8cm

SHOP INFO
取り扱い:Growler Company
URL:portlandgrowlercompany.com

Photo by Kenichi Muramatsu / Shinji Yagi