product

2024.03.28

クルマの中でキラリと光るアクセサリー select by Takashi Shimizu

ナバホ族のアクセサリーとメルセデスベンツのキーホルダー

生活の中に“移動”があるプロフェッショナルたちに訊く「#これからの時代に役立つクルマ旅ギア紹介」企画。今回のセレクターは、鹿児島を拠点とするデザインオフィス Judd.代表の清水隆司さん。日常の足である1985年式の「Mercedes-Benz w123 300D」にいつも積んでいるという、愛用のカーアイテムをご紹介いただいた。

#これからの時代に役立つクルマ旅ギア紹介 企画記事一覧 >>
select by スタイリスト 平健一
select by noru journnal編集長 村松亮
select by バンライファー小濱潤平
select by neru designworksデザイナー neru
select by インスタグラマー YURIE
select by キャンパー issei
select by 建築家 岡田宰
select by クリエイティブ・ディレクター 田中嵐洋
select by イラストレーター オカタオカ
select by Judd.代表 清水隆司

普遍的で長く使えるプロダクトが好きだという清水隆司さん。グラフィックデザイナーとしての仕事の傍ら、フリーペーパー〈Judd.(ジャッド)〉の発行や鹿児島のクラフトフェア〈ash〉の主催、カークラフトブランド〈HIGHWAY〉の共同主宰など、作り手と一緒に、時には作り手となってモノの魅力を発信している。


モノの魅力の根源とは?

インディアン(ネイティブアメリカン)ジュエリーは、もともとは歴史を受け継ぎ、北米に住む先住民族の信念と伝統を象徴するもの。現地の自然や神話を元にした独特のデザインが魅力で、その神秘性に魅了されてファッションに取り入れている人も多い。中でもナバホ族は現在に残るインディアンジュエリーの源流。彼らの作品は、ハンドメイドならではの味わい深い銀細工の表情が特徴となっている。一方のキーホルダーはステンレス製でマシンメイド。しかし、メルセデス・ベンツのマークはスリーポインテッドスターと呼ばれ、それぞれの頂点は陸・海・空を指し示していると知ると、なんだか感じ方も変わってくる。ジュエリーもキーリングも言ってしまえばただの金属でしかないが、そこに想いを乗せるのがロマンというものだろう。

「ナバホ族のシルバーのバングルやターコイズのリングは、お守りのような感覚で身につけています。硬質な感じが古いクルマのパーツみたいで、クルマに乗っているときの自己満足度が上がります。作家の名前などはわからないのですが、鎌倉の由比ヶ浜通りで営業していたインディアン・ジュエリー&シルバーの専門店〈井上宝飾〉(2017年閉店)で購入したモノです。同じように気に入っているのがベンツの純正品のキーリング。2年前にW123を購入した時から鍵に付いていたモノで、この飾らない感じが好きなんですよね(清水隆司)」

ナバホ族のアクセサリーとメルセデスベンツのキーホルダー

■商品詳細
価格:¥-

■商品詳細
廃盤品

text by junpei suzuki