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2026.01.06NEW

動くオフィスであり、憩いのマイホーム。バンライフは日常を旅に変える。

フリーランスのフォトグラファーで、キャンピングカーの撮影やSNS動画制作が生業である深谷顕さん。グラフィックデザイナーである妻とともに、自分たちでカスタムした「TOYOTA ハイエース スーパーロング」をオフィスとして使い、そして寝食もともにする。そんな自由な生活スタイルにたどり着いた原点は、夫婦が教員時代にハマった趣味のキャンプ。こだわりのギアに囲まれ、自然の中で週末を過ごすのが幸福だったというが、〈VANCAMP JAPAN〉が主催するイベントが夫妻の転機となった。

“そこに集まっていたバンの姿に衝撃を受けました。休みをフルに活用するなら車中泊キャンプが向いていると感じましたし、何より自由な感じがしたんです”。その熱は日本一周という目標に変わり、深谷さんは2年の準備期間を経てハイエースを購入。Renovan Japanのビルダー・松尾颯さんの監修のもと、夫婦で2か月間ガレージに住み込み、内装をDIYした。“自分たちのアイデンティティを詰め込んだ空間にしたかったので、既製品なしで一から設計しました”。デスクやソファ&ベッドなど生活の利便性を押さえつつ、長く過ごすからこそ圧迫感がないよう壁面収納は排除。明るくすっきりとした空間に作り上げられた。

やがて日本一周の準備が整ったが、せっかくのバンライフだからこそ、旅の仕方も働き方も柔軟に。まだ見ぬ場所に行き、各地の美味しい食材を買ってバンの中で食べて、アニメをみてそのまま寝る……。そんな肩肘張らない、ゆるい時間に幸せを感じるのだという。

“日々がキャンプみたいなので、暮らし自体が趣味の一部。そんな環境のなかで仕事ができるのは、バンライフならではだと思います”と深谷さん。結局、バンライフに絶対の定義はない。もし定義づけるとしたら、それはその人の人生そのものなのだ。

#223深谷顕

age28

出身地

茨城県 水戸

現所在地

茨城県 水戸

職業/肩書き

カメラマン

SNS/HP

IG:@soto_kura

車種

TOYOTA ハイエース スーパーロング

カスタマイズ有無

キャンピングカー仕様にDIY(ベッド兼ソファやキッチン)。ルーフデッキはWhimzyのFLINGを活用しソーラーパネルを常設。

月間走行距離

約2,000km

クルマ遍歴

HONDA ヴェゼル (2018年~2024年)→
TOYOTA ハイエース (2024年~2025年)

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを使っていますか?

旅行やロケ。
日本一周。
カメラマンとしてロケ先に行く時に使用。
前泊してロケハンができるので便利。

このクルマの好きなところ

自分でDIYしたので愛着がすごく湧く。明るい内装なので気分が上がります。

ひとつ改善できるとしたら

エアコンを常設できるともっと快適に過ごせると思う。

憧れのクルマは

ランクル トゥルーピー

あなたにとってクルマとは

拠り所。

photo by teppei hagiwara / text by Junpei Suzuki