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2025.07.11

野生的な感覚を目覚めさせてくれる、週末のご褒美

新規事業立ち上げやリブランディングにおいて、理念やコンセプトの設計から、ロゴ・グラフィック、空間デザイン、ウェブサイトやSNSでの発信まで、ブランドの世界観を一貫してデザインし、自身のフラワーベースブランド〈OH LOLA〉も手掛ける小林聖也さん。昨年からは、“地元遊び”と表現する小さなマルシェ『山形村日用市』を始め、自らが暮らす地域で人々が交流する場を生み出している。
デザインを体現していく彼が“瞑想手段”として乗るクルマがある。セカンドカーとして2023年にむかえた「SUZUKI ジムニー JA-12C」だ。「ホンダ Freed 」をファーストカーとして所有していたものの、ふとジムニーに興味が湧き近所の中古車販売店へ、とっさにアポ無し訪問。気難しそうな職人気質の店主に門前払いされそうになりながらも、ジムニーへの熱い想いを話すと“本当は売りもんじゃねえが、お前はこれだ”と、店主が所有していたであろうクルマを売ってくれることに。マニュアルの幌車に気負いしたが、運転席に乗り込んでみると気持ちが一変した。傷やへこみ、錆穴もあったが生産数1300台という希少さ、なにより店主の計らいに胸を打たれた。無事に家族会議を経てセカンドカーとして迎えることになるが、免許取得以来マニュアル車は未経験。ペーパードライバーを克服するべくYoutubeを見ながら繰り返し練習したそうだ。ミッション操作とパワステのないダイレクトなハンドル操作が“野生的な感覚を目覚めさせ研ぎ澄まされる”と瞑想にも似た状態を体験しているのだとか。“買ってもらったばかりの自転車に乗るのが楽しみな少年の気持ち”で、趣味のキャンプ、息子との温泉やドライブを週末のご褒美に、仕事も頑張れるという。
もともとクルマには興味がなかった小林さん。店主に会わなければ、訪れなかった愛車との暮らし。“こんなにもクルマに対して愛着が湧くのか”と愛車を通して新たな自分に喜びを感じている。

#210小林聖也

age36

出身地

長野県山形村

現所在地

長野県山形村

職業/肩書き

ブランド設計・グラフィックデザイン

SNS/HP

IG:@aurora_seiyakobayashi

車種

SUZUKI ジムニー JA-12C 1996年式

カスタマイズ有無

ハンドルをウッドに。サイドミラー&ドアレバーをシルバーメッキに。サイドに黒のラインを引いた。

月間走行距離

約50km

クルマ遍歴

HONDA Fit (2014年〜2019年)→
HONDA Freed (2019年〜2023年)→
SUZUKI Jimmny (2023年〜)→
TOYOTA RAV4 (2025年〜)→

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを使っていますか?

近場の移動、デイキャンプ。特に高原や自然の多い場所に行く時には積極的に使う。

このクルマの好きなところ

シンプルな構造とデザイン。
シンプル故、自分でカスタムができる手軽さ。
幌。

ひとつ改善できるとしたら

後部座席の座りやすさ。

憧れのクルマは

このクルマをずっと大切に乗り続けて、誰かの憧れになりたいです。

あなたにとってクルマとは

瞑想手段。

photo by Moe Kurita / text & edit by Mariko Ono