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2022.12.20

妙薬口に苦く、そして胃に優しい #出先で使えるヘルスケアグッズ by Ryo Muramatsu

陀羅尼助丸/西浦清六本舗

何かと慌ただしい年の瀬・年初め。過ぎた年を振り返り、心機一転スタートをきるこのタイミングこそ、矢印を自分に向けて身体を労わるべき。そこで本企画では#出先で使えるヘルスケアグッズ をテーマに、編集部員が愛用しているサプリやボディケア、リラックスアイテムなど旅や移動に携帯している品々を紹介していく。

今回のレコメンダーはnoru journal 編集長の村松亮。

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食事の前に和漢方の元祖をひと飲み。食後の自分をテイクケア

いくら日頃から摂生を心がけていたとしても、仕事やプライベートの付き合いでそのペースは乱れてしまうもの。だけどそんな時に頼れる胃腸薬があれば、会食も心置きなく楽しめるはずだ。いつも新し物に食指が伸びがちな編集長だが、今回オススメするヘルスケアグッズは日本古来の和漢方。かつて修験山伏たちも持薬としていた「陀羅尼助(だらにすけ)」は、飛鳥時代に端を発する天然植物由来の胃腸薬。その効果は第三種医薬品として認められていて、現在は飲みやすい錠剤にした「陀羅尼助丸」が一般的になっている。一回分ずつ個包装されているものは持ち運びも便利で、食べ過ぎや食欲不振で胃腸が弱っているとき、二日酔いや胸焼けの予防、お通じの調子が良くないときなどにサッと飲めるのも嬉しい。数ある中でも奈良・大峯山の麓、〈西浦清六本舗〉の陀羅尼助丸は、地元の銘水を使って抽出された自社製のオウバクエキスを使用しているのが特徴だ。

「旅や移動が多いと人との出会いも多くなる。おかげさまで、外食による胸焼けや二日酔いは定期的にやってきます。そこで自宅にも、カバンの中にも常備しているのが、時代を超えて愛される『陀羅尼助丸』。たいてい食前に飲んでおくと、(主観ではありますが)翌朝に胃もたれすることはほとんどありません。ロードサイドや駅前にあるドラッグストアではなかなか売られていないこの薬の成分は、古来から親しまれる薬草に由来。キハダの樹皮から抽出できるオウバク、山野草のゲンノショウコは日本各地の野山で採取できるもので、覚えられないようなカタカナの成分が入った薬よりも、身近で親しみも持てて、個人的に寄り添いたいと思える民間薬です。昨今、巷では薬草がトレンドにもなりつつありますが、こちらの薬草はおばあちゃんの知恵袋的なガチなやつです」(村松亮)

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noru journal編集長:村松 亮

東京-伊那谷-御代田の3拠点ライフを実践中。会社・編集部は東京なので、週2~3回は出稼ぎに。2022年より、家族と米作りを始めました。
Instagram:@ryomuramatsu

乗っているクルマ:ランドクルーザー80(1993年式)
好きなドライブ:夕景がきれいな日に走る浅間サンライン(浅間山麓広域農道)/南アルプスと中央アルプスがどちらもくっきり見える日に走る広域農道(駒ヶ根IC-松川IC間)

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大峯山陀羅尼助丸 分包タイプ 12包(1包30粒入)
価格:¥550 (税込)

■商品詳細
URL:darasuke.net/product.html

[成分および分量]
大人(15才以上) 1回30粒/1日量(90丸)中
オウバクエキス 1000mg(原生薬として3000mg)
ガジュツ末 500mg
ゲンノショウコ末 1500mg

SHOP INFO
取り扱い:西浦清六本舗
URL:daranisukegan.shop-pro.jp

Photo by Mishio Wada