プランナー、プロデューサーとしての顔ももつ、noru journal編集長の村松亮さん。オフィスは東京にありながら、平日は長野県の御代田町(軽井沢と佐久の間)にある丘の家に、休日は中央アルプスと南アルプスに挟まれた伊那谷にある山の家に、妻、娘、息子、愛犬2匹とともに住んでいる。2013年から二拠点生活を実践している彼にとって、“移動とライフスタイル”というテーマは、メディアだけでのものでなく、自分自身のテーマでもあるという。より良い生活を模索し軽やかに移動する村松さんのライフワークといえるのがnoru journal。移動できないという状況下でこれからの暮らしを考える『僕らの時代のWayfinding』や、最も身近な乗り物について聞く『カラダは乗り物』、『NEW NORMALのバンライフ』、『移動とオフグリットライフ』、『アスリートと低炭素ライフ』など、独自の視点で、人と移動を追いかけている。
そんな編集長にとってクルマとは。“どう乗って、どこへ向かうか。乗る人次第で、いかようにも拡張するものだと思います”と答える。愛車の1993年式「TOYOTA ランドクルーザー80」はというと、ちょっとした自分の部屋に拡張されているそうだ。
#049村松亮
age38
出身地
東京都
現所在地
長野県北佐久郡御代田町
職業/肩書き
noru journal編集長 / プランナー・プロデューサー
SNS/HP
Instagram:@ryomuramatsu
車種
TOYOTA ランドクルーザー80 1993年式
カスタマイズ有無
外装色 / 丸目換装クラシックカスタム
月間走行距離
2,000km
クルマ遍歴
PEUGEOT 308SW 2014年式→
SUZUKI ジムニー660ワイルドウインド 4WD 1998年式→
ランドクルーザー80 1993年式
クルマに求める要素(%)
普段、どのような用途でクルマを使っていますか?
田舎暮らしなので、毎日かならず乗るもの。なので、足。スニーカーというか、エイジングされても乗り続けるのでブーツに近い。買い物も、コンビニも、ゴミ捨てもクルマ。車内には着替え、ちょっとした災害を見越したキャンプ道具、去年からはマスクやアルコールも常備しています。ちょっとした自分の部屋になってしまってます。
このクルマの好きなところ
林道をストレスなく走れる車高と走破性。あとは荷室の広さ。犬2匹のゲージを入れてもちょっとした家族旅行に行けて、薪も50束以上詰めます。個人的には泥が跳ねてて、ちょっと汚れているぐらいが、様になるクルマだと思ってます。
ひとつ改善できるとしたら
燃費。この時代にあって、このクルマで長距離は罪悪感があります。なので、自宅の電気を再生可能エネルギーに切り替えたり、コンポストをしたり、自分や家族のライフスタイルの中で、ストレスなく続けられる選択を日々するようにしています。
今、気になっているのは「暮らしの中で活用できる太陽熱」です。
憧れのクルマは
BOLLINGER MOTORS の「BOLLINGERB1」
あなたにとってクルマとは
クルマは乗り物。どう乗って、どこへ向かうか。だからこそ、乗る人次第で、いかようにも拡張するものだと思います。
photo by Kenichi Muramatsu