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2024.07.24

頼りがいと優しさを持った、長く乗り続けられる道具

高梨哲宏さんは静岡県三島市にある三島大社のすぐ隣、黄色く丸いポップな看板が目印の〈ラーメンやんぐ〉を営んでいる。彼のこだわりを詰め込んだ空間は、柔らかく優しい雰囲気が流れ、女性のお客さんや近所のおじいさん、おばあさん、学生さんからファミリーまで幅広い層から愛されている。元々バンドマンだったという高梨さん。バンドマン時代はコンパクトカーに機材とメンバーをぎゅうぎゅう詰め込み、九州ツアーに行ったことがクルマとの暑苦しい思い出。バンド解散後に兄の営むラーメン店で務めた後、現在のお店をオープンさせた。その後、音楽への愛が冷めやらず、最近また新しく〈みふく〉としてバンド活動をスタート。忙しくも充実の日々を送っている。

〈ラーメンやんぐ〉は店舗を営業しつつ、イベント出店にも積極的で長距離移動も多いため、クルマは仕事上必要不可欠なもの。そんな彼にとって“便利な道具”である愛車は「CITROËN スペースツアラー」。イベント出店の他にもスタッフとプライベートでもよく遠出する高梨さん。旅のパートナーとなるクルマの条件は、荷物も人もたくさん運べること。しかし、積載量が多いとどうしても外見がゴツくなってしまいがち。見た目が柔らかい形を探していたところに出合ったのが今の愛車である。長時間移動の際は、走行の安定感とクルーズコントロール機能は強い味方だという。“クルマは頻繁に買い替えるものではなく、10年後も乗っていて違和感ないものにしたかったんです”と、好きなことに向き合い続ける彼らしい選択なのだった。

#176高梨哲宏

age38

出身地

静岡県伊豆の国市

現所在地

静岡県三島市

職業/肩書き

ラーメンやんぐオーナー

車種

CITROËN スペースツアラー

月間走行距離

約1,000km

クルマ遍歴

SUZUKI エブリイ (2004年〜2006年)→
TOYOTA ファンカーゴ (2006年〜2010年)→
TOYOTA ラッシュ (2010年〜2022年)→

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマに乗っていますか?

通勤。買い物。イベント出店。国内旅行。

現在の愛車の好きなところは?

デザイン。乗り心地。積載量。

ひとつ改善できるとしたら、どんなことがありますか?

インテリアはもうすこしよくなりそう。

憧れのクルマを教えてください

特にないです。

あなたにとってクルマとは?

道具です。しっかりメンテして長く乗り続けたいです。

photo by Misaki Takahashi / text by Kota Hara