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2024.09.09

機能的な頼りがいと、情緒的な愛らしさ、ふたつの顔をもつ1台

静岡県三島市でナチュールワインと食事のお店〈otro〉と姉妹店のカフェ〈pechka〉の2店舗を経営している畑知宏さん。三島市で生まれ育った畑さんは東京や市内の飲食店で経験を積んだ後、22歳で世界各地の食を巡る旅へと出発。20か国以上の国を巡り、世界一周をしている際、スペインで訪れたバルで、居合わせた人々が自由に交流する“バル文化”に感銘を受け、自身も年齢や性別、属性に関係なく集まれる場を持ちたいと思い、2015年に〈otro〉をオープンした。
印象深かったバル文化の影響もあり、メニューはスペイン料理が軸となっている。アヒージョやパエリアなどのスペイン料理はもちろん、現在はコンフィやラタトゥイユといったフランス料理の他、デザートやオリジナルドリンクも開発し、ジャンルにとらわれない様々なレシピを考案する。時には、自身で釣った魚を調理することも。食材を調理するだけでなく、調達するところにも興味の範囲が広がっていったそうで、最近のマイブームは太刀魚を狙いに海へとクルマを走らせることだ。

“沢山の荷物を積めるけど、デカすぎなく、可愛らしさがあるところが購入の決め手だった”という畑さんの愛車は「TOYOTA タウンエース 2010年式」。積載量がありながら小回りもきく機能性に加え、丸みを帯びた柔らかいフォルムが心をくすぐるという。中身と外見のギャップも魅力のひとつ。仕事やプライベートの荷物を乗せ、晴れの日はもちろん、雨の日や風の日も行きたい場所に連れて行ってくれるクルマは、頼りになる相棒。彼にとって、タウンエースは積載量の機能的価値と可愛らしさの情緒的価値の二面性両方を兼ね添えた1台。

#181畑知宏

age39

出身地

静岡県三島市

現所在地

静岡県三島市

職業/肩書き

飲食店経営

SNS/HP

IG:@otro_wine

車種

TOYOTA タウンエース 2010年式

カスタマイズ有無

全塗装

月間走行距離

約500km

クルマ遍歴

NISSAN パオ (2012年〜2016年)→
SUZUKI ジムニー (2016年〜2018年)→
SUZUKI エブリィ (2018年〜2022年)→

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマに乗っていますか?

出勤。
イベント出店したり、趣味の釣りにいったり。

現在の愛車の好きなところは?

たくさん詰まる。

ひとつ改善できるとしたら、どんなことがありますか?

燃費

憧れのクルマを教えてください

レンジローバー

あなたにとってクルマとは?

頼れる味方

photo by Misaki Takahashi / text by Kota Hara