企業や自治体、個人のお店などのブランディングやプロモーションを企画から設計、制作まで一貫して行う〈P-inc.〉代表の柳瀬武彦さん。クライアントワークのみならず、喫茶〈PEOPLE〉、植物本屋〈BOTABOOKS〉を奥さまと運営する他、仲間と畑を耕したり、ポッドキャスト『おがわのね』を主催するなど、ユニークな活動も行っている。
埼玉県小川町での暮らしは、東京との2拠点生活を含めると約5年。今の暮らしに寄り添うクルマを求めて「BMW i3」に乗り換えた。日本でのi3発売当初、オンライン戦略・クリエイティブを担当し、社用車として乗っていたのが縁だ。“今回クルマを探した時に改めてモノとしてのデザイン、技術、コンセプトが面白いなと思って購入しました。環境配慮を考えると様々な制限が生じますが、それをどう乗り越えていくかという実験的な姿勢に惹かれますね”
アパレルやプロダクト、食品においても“買うことで還元される買い物が好き”という柳瀬さん。サスティナブルだからということ以上に、素材やデザインに至る背景が面白いと感じるからこその選択。もちろん「i3」もその線上にあるものだ。“環境問題もストイックすぎてはストレスになって続かない。もっとポップでいいと思うし、どうせなら楽しみたいですね”。現代を楽しく乗りこなすヒントは、当事者として積極的に関わり、楽しい未来に編集していく視点にあるのかもしれない。
#193柳瀨武彦
age38
出身地
東京都
現所在地
埼玉県
職業/肩書き
企画/編集/随筆
SNS/HP
車種
BMW i3 2019年式
月間走行距離
約800km
クルマ遍歴
MITSUBISHI ランサーセディア (2012年〜2018年)→
Renault カングー(2018年〜2024年)→
HONDA ストリート(2023年〜2023年)→
DAIHATSU エッセ(2023年〜)→
クルマに求める要素(%)
普段、どのような⽤途でクルマを 使っていますか?
毎朝の保育園送迎をしたり、子どもと公園へ行ったり、お店の買い出しをしたり、隣町のジムへ通ったり、電車に乗りたくない気分の時に都内の打ち合わせに行ったり、地方出張に遠出したり、音楽を聴いたり。
このクルマの好きなところ
電気自動車でありながらガソリンで発電できるところ。初速と小回り。サステナビリティにおいて実験的なところ。
ひとつ改善できるとしたら
充電速度が2倍になったらいいなと思いつつ、私たちはどこまでスピードを出して暮らしていくのでしょうか。
憧れのクルマは
「ニュービートルカブリオレ」高校生の頃に行かせてもらった、ポートラン ドのホームステイ。ホストファミリーのお父さんがルーフを開けて、ピー ター・トッシュを爆音でかけてくれたドライブは忘れられません
あなたにとってクルマとは
好奇心を満たしてくれる道具、動く音楽室
photo,text by taro ikeda