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2025.03.18

自分の手で動かせる、機械としての楽しみを感じられるもうひとつの部屋

幼い頃からメカニック系のものが好きだったという内藤真周さんは、変圧器などを扱うメーカーで営業職として働いている。そんな内藤さんの機械好きな一面は愛車が「HONDA シビック」ということにも影響している。
免許を取得したことで、クルマという存在は“自分で動かせる楽しさやメカを扱っている感覚”を味わうことができるものになった。そして、今では自分の手で愛車を直すまでに。“今まで見ているだけだったクルマが自分でカスタムし、壊れたら直し、それを自分で乗る日々がとても楽しい”という。斜め後ろから見たボディとサンルーフに一目惚れして独断で購入した愛車は、レトロな見た目と機械を動かしているような乗り心地が気に入っている。最初こそ奥さまに“ガラクタ”と嫌な顔をされてしまったというが、今では買い換えるのが寂しいと言われるほどに。休日には、そんな奥様と愛車で旅行をするのが楽しみで、青森までのクルマ旅も良き思い出。旅の道中では故障もつきもので、トランクには工具箱が必需品だという。

“クルマを初めて買った時、部屋がひとつ増えたなと思った”。そう話す内藤さんにとってクルマは動くマイルーム。大切な人と好きなものをのせて、行きたいところへと自らの運転で運ぶことのできる、もうひとつの自分の部屋なのだ。

#202内藤真周

age27

出身地

東京都

現所在地

東京都

職業/肩書き

会社員

車種

HONDA シビック 1988年

カスタマイズ有無

・車高調(購入時から)
・天井張り替え
・コーナーランプ
・テールライト交換
・ワンオフマフラー

月間走行距離

約1,000km

クルマ遍歴

MAZDA ロードスター(NB6) (2016年~2021年)→
HONDA シビック (EF2) (2021年~)

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを使っていますか?

スーパーの買い物からお出かけまで、通勤以外の全てのシーンで使っています。

このクルマの好きなところ

ボディの薄さとサンルーフ。斜め後ろから見た時のリアデザイン。

ひとつ改善できるとしたら

外装をきれいにしたい。

憧れのクルマは

HONDA NSX

あなたにとってクルマとは

動くマイルーム

photo by teppei hagiwara / text by Miho Ishikawa