海と都会が好きな“凛”とした女性のためのライフスタイルブランド〈SEA ROOM LYNN〉を運営する〈株式会社LEMONADE〉の代表取締役社長を務める、二児の母、大和梓さん。アパレル未経験で専業主婦だった大和さんが12年前にスタートした〈SEA ROOM LYNN〉は、現在国内に11店舗、2024年にはハワイにも店舗をオープン。そんな急成長中のブランドを手掛ける彼女が仕事において大切にしていることは“感覚と判断のバランス”だという。
ファッション以外に建築や音楽、クルマなど、好きなものは幅広く、“時間を重ねることで美しくなっていく経年美化に魅力を感じる”と話す。そんな彼女が“自分の感覚を整えるために乗る”愛車が「Porsche 911」。90年代らしい雰囲気に惹かれ、クルマ好きな夫・大地さんとも意見が一致しセカンドカーとして迎えた。1993年式、総走行距離は11万km。“フックスホイールと少し下げた車高など、90年代の空気感を崩さないことを意識しています”と、このクルマが歩んできた時代や時間を尊重する。メインカーではないため乗る機会はあまり多くはない。乗るのは主に思考を整理したいときや、息子に乗りたいと言われたら。移動の手段ではなく、ただ乗ること、を目的にこのクルマを所有しているようだ。往年のJポップをBGMに、たまにのひとりドライブをすると、心がリセットされるという。“匂いと音がいいんです、どこか懐かしくて”。大和さんの幼少期にみていた90年代カルチャーや、父が乗っていたというスポーツカーの記憶がその懐かしさを醸し出すのかもしれない。時代を重ねることの美しさと温かさが宿るポルシェ、まさに凛とした女性に似合う1台。
#229大和梓
age40
出身地
東京都
現所在地
東京都 渋谷区
職業/肩書き
経営者
SNS/HP
IG:@azuuusay
車種
Porsche 911 1993年式
カスタマイズ有無
フックスホイール、車高を少し下げています。
雰囲気を変えすぎないことを意識しています。
クルマ遍歴
Mercedes-Benz Bクラス (2004年〜2014年)→
Porsche パナメーラ 4S (2014年〜2019年)→
Mercedes-Benz G63 (現在 2台目)→
クルマに求める要素(%)
普段、どのような用途でクルマを使っていますか?
日常の移動や、気分転換のドライブ。
特別な目的がなくても、走るために乗ることがあります。
このクルマの好きなところ
空冷ならではのエンジン音や、走っているときにふと感じる独特の匂いが好きです。
どこか懐かしく、気持ちが落ち着く感覚があります。
新しいものにも魅力はありますが、走行距離を重ねてきたからこその音や佇まいに、経年美化ならではの美しさを感じています。
日々忙しく判断を重ねる中で、このクルマに乗る時間は、自分の感覚に戻れる大切な時間です。
ひとつ改善できるとしたら
快適さの面では不便な部分もありますが、それも含めてこのクルマらしさだと思っています。
憧れのクルマは
90年代の空気感を感じられるクルマ。
あなたにとってクルマとは
新しさだけでなく、時間を重ねることで価値が深まっていくもの。
自分自身の変化にも静かに寄り添ってくれる存在です。
photo by Teppei Hagiwara / text by Anna Hisatsune














