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2020.05.27

ライフスタイルを体現する”カリフォルニア育ち”の1台

アパレルやグッズなどさまざまなプロダクトのブランディング、プロデュース、グラフィックを手がける〈Relaxx Direction〉の代表&クリエイターで、ライフスタイルブランド〈sun&breeze&sea〉のディレクターとしても幅広く活動する原田惠太さん。プライベートでは、サーフィンやスケートボード、ブラジリアン柔術などに親しむライフスタイルを送る彼が乗るのは“カリフォルニア育ち”の「シボレー K5ブレイザー」。純粋に、欲しいクルマだからこそ、湧いてくる愛着もあるようだ。

#004原田

age40

出身地

東京

現所在地

埼玉

職業/肩書き

Relaxx Direction. 代表・デザイナー

車種

GM シボレー K5ブレイザー 87年式

カスタマイズ有無

ラリーホイール用のセンターキャップを当時のオリジナルものに変更。アルミホイールリングも当時のオリジナルに変更。社外品のアルミステップ、タイヤサイズをノーマルより1インチUP。特にお気に入りなのが、LAで購入したカリフォルニアのパソロブレス(この車の故郷!)のGMナンバープレートカバー(アンティーク)。そのほか、シガーソケットをエンジンが切れると通電が切れる仕様にも。

月間走行距離

約400km

クルマ遍歴

SUBARU レガシィツーリングワゴン(2002年〜2005年)→
SUZUKI エブリィワゴンスポーツ(2005年〜2007年)→
MAZDA MPV(2007年〜2015年)→
TOYOTA ランドクルーザー 60 VXハイルーフ(2015年〜2016年)→
Chevrolet K5ブレイザー87’(2016年〜現在)

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを使っていますか?

都内に仕事や遊びに行く時も、海にサーフィン、普段の買い物など、日常の脚として使用しています。出張など少し離れた方面にもクルマで行くこともあります。
旧いアメ車や旧車って、どのようなシーンに乗っていっても嫌味がない気がしています。ステイタスというより、好きで拘って乗っている車なので。

このクルマの好きなところ

大好きな場所カリフォルニア育ちで、ワンオーナーということで、数年前に乗り換えました。まず、“カリフォルニア育ち”である時点で最高ですが、一番は、現在の状態がフルオリジナルであるということです。仕事上、その物のデザインが生まれた背景や、そのデザイン性に、魅せられることが多いのですが、コイツの場合生まれた時からこのデザインで誕生し、それが今も元気で走るという点にやられています。
いじりたおさずとも、生まれた時から完璧なフォルム、プロポーションであるという、そのデザイン性の高さには、唸るしかないです。

ひとつ改善できるとしたら

あまり思いつかないですが……今は手に入らないような細かな樹脂のパーツ類のリフレッシュができたら嬉しい。超理想を言えば、32年間タイムスリップさせて、全て新車の頃のように戻せたら……とも思うのですが、この歳月を乗り越えてきたからこその味わいかもしれないので、改善してはダメなのかもしれないです。

憧れのクルマは

Mercedes-Benz SL/R107(71’~89’)
Chevrolet エルカミーノ(68’~72’)
FORD エコノライン(75’~91’)
あとは、1980年(同じ歳)に登録された自分好みのイカした旧車があれば、乗ってみたいです。

あなたにとってクルマとは

なくてはならないもの。
若い時からクルマは好きで、就職が決まった途端に、憧れていたレガシイワゴンを中古で安く購入してから、つねにクルマがある生活です。ライフステージの変化や趣味のサーフィンのことも考慮して、“憧れ”だけで乗れるものではないので、わりと堅実なカーライフを歩んできたと思います。ですが、フリーで働くようになってどうせなら好きなクルマに乗りたいと思い、利便性や燃費とかを完全無視して欲しいクルマに手を出してからは、なくてはならないモノであると同時に大事な相棒になりました。

photo by Shinji Yagi