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2021.08.05

詩とクルマの共通点は“それひとつで、遠くへ行けること”

11年前に長野・松本に移住し、現在は安曇野の森の中で暮らしている、詩人であり、グラフィックデザイナーのウチダゴウさん。長野への移住のきっかけは、“ローカリゼーションという視点を、頭で考えるのでなく、実体験を通して感じたかった”から。雪や悪路が多い森暮らしのスタートとともに手に入れた愛車が「SUBARU フォレスター」なのだそう。ただシンプルにすべきことをちゃんとやる、“ちょうどいい道具”でいてくれるというこのクルマは、創作のための小旅行、イベント出店・出演などの活動をサポートしてくれている。そんなウチダさんが、詩の自由さを伝えたいという思いで、クルマへの純粋な眼差しで綴った一編の詩がある。『くるまさいこう』という詩だ。詩とクルマには、実は似ているところがある、という。そのこころは、“それひとつで、遠くへ行けること”なのだと。“詩とクルマが交わることで、詩はもっと軽やかな、クルマはもっと優しい印象を得ていく気がします”。

『くるまさいこう』を多くの人に届けたい、この夏を楽しく過ごしてほしいという思いで、ウチダさんが企画したイベント「似車絵オーダー会 くるまさいこう」が、今週末8月7日・8日に安曇野で開催予定。詩「くるまさいこう」が活版印刷されたカードに、イラストレーター・ナカムラルイが、愛車や好きなクルマを描いてくれるそうだ。会場に足を運べない人のため、オンラインオーダーも可能とのことなので、この夏の思い出に、ぜひ。

『似車絵オーダー会 くるまさいこう THE FINAL』 イベント詳細はこちら

#055ウチダ ゴウ

age38

出身地

広島県

現所在地

長野県安曇野市

職業/肩書き

詩人・グラフィックデザイナー

SNS/HP

WEB:shitekinashigoto.com
INSTAGRAM:@shitekinashigoto

車種

SUBARU フォレスター 2017年式

カスタマイズ有無

いいえ

月間走行距離

約800km

クルマ遍歴

NISSAN マーチ(2002年〜2013年)→
VOLKSWAGEN ポロ(2013年〜現在)→
SUBARUフォレスター(2018年〜現在)→

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを使っていますか?

同時所有しているVWポロを自家用車として主に妻が、森暮らしのスタートともに手に入れたフォレスターは事業用車として、使い分け。

フォレスターは創作のための小旅行、出張、イベント出店や朗読会出演のための移動に、使用。昔から片道4〜5時間なら日帰りで旅をしてきたが、20代の頃よりも疲れが残ると感じ始めた頃、この車のドライブ中の負担減な性能のおかげで、まだロングドライブを楽しむことができる。

このクルマの好きなところ

雪も多い県・悪路も多い森暮らしで、そのすべてに対応している安心感。ラグジュアリー過ぎず、ストイック過ぎず、ただシンプルにすべきことをちゃんとやる、〈ちょうどいい道具〉でいてくれるところ。

ひとつ改善できるとしたら

ない。

憧れのクルマは

SAAB 900

あなたにとってクルマとは

人間ひとりのキャパシティでは対応し切れない、それ以上の活動を(ときには精神的にも)サポートしてくれる道具。

photo by Sho Fujimaki