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2022.04.05

時には小道具になる、無垢なクラシックカーが“パートナー”

ファッションやアウトドアの雑誌を中心に活躍するスタイリストの福田麻衣さん。1972年式の「Volkswagen タイプ3バリアント」が愛車だ。東京の街中でみかけて以来、いつか乗りたいクルマとなったタイプ3。3年前に、10年越しのその思いをようやく叶えたのだそうだ。綺麗に便利に改造されたものではなく、“古さに見合った状態がいい”と選んだ無垢なクラシックカー。床には穴、雨漏りもするけれど、これでいい、いや、これがいい。ガタはきていても、しっかり走ってくれるこのクルマは、仕事ではリースや撮影、時には撮影の小道具として重宝され、買い物、子どもの送り迎えなどプライベートも、人生を共に過ごす“パートナー”だ。乗る人の哲学をも映し出す、それこそ愛車なのである。

#071福田 麻衣

age41

出身地

島根県

現所在地

東京都

職業/肩書き

スタイリスト

車種

Volkswagen タイプ3 バリアント 1972年式

月間走行距離

約10000km

クルマ遍歴

mercedes-benz Gクラス (2013年〜2018年)→
RANGE ROVER (2018年〜2019年)→
Volkswagen type-3バリアント 1972年式(現在)

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを使っていますか?

日々の足としてほぼ毎日運転しています。
仕事ではリースや撮影、時には撮影の小道具として。プライベートではドライブや買い物、子供の送り迎えなど。

このクルマの好きなところ

まずは見た目のクラシック感。その見た目に劣らず、パワーがあって走り出しのエンジン音とスピードはいつもワクワクします。車体は大きくないのですが、見た目以上に積載量もあります。
ハンドルや足回りなどは無駄がなく、ゴーカートに乗っている気分です(笑)

ひとつ改善できるとしたら

車体の床の穴を塞ぎたいです!

憧れのクルマは

シボレーのベルエア

あなたにとってクルマとは

パートナーです!
名前をつけて一緒に人生を過ごせる家族の様な。

photo by Kenichi Muramatsu