people

2022.05.06

1.5拠点生活のモータージャーナリスト。はじめての軽自動車

『NAVI CARS』『MOTO NAVI』などの編集長をつとめたのち、現在はフリーランスの編集者、モータージャーナリスト、アーティストとして活動する河西啓介さん。好きが高じて、乗り物にまつわる編集者として仕事を始めたのが30年ほど前のこと。その道の大ベテラン、乗ってきたクルマは数えきれないほど。だけど、現在の愛車のひとつである「SUZUKI ジムニー JB64」が自身にとっての“はじめて軽自動車であり国産車”なのだそう。河西さんが元来好きなのは外車・輸入車である。“ドイツ車にはドイツの、イタリア車にはイタリアのお国柄があって、それに惹かれる”のだと。そんな河西さんが、なぜ軽自動車に乗るのか。それは、暮らしの変化に紐づいている。約3年前、たまにドライブに来ていた千葉・南房総に衝動的に家を借りた河西さん。それからまもなく東京の家は引き払い、東京には仕事と、もうひとつの愛車「Alfa Romeoスパイダーヴェローチェ」が在る、という現在の“1.5拠点生活”に行き着いた。

生活必需品として乗っているのが、ジムニーだ。軽自動車を所有したことがなかった河西さんが実感したのは“日本の田舎には軽じゃなきゃいけない理由がある”ことと、“暮らしが変わるとクルマ選びが変わる”ということだという。今は欲しいのは、軽トラック。だけど、昔からずっと変わらない彼の夢は、70年代のフェラーリに乗ること。必需品としても、憧れるモノとしても、思いが尽きないのがクルマなのだ。

#073河西 啓介

age54

出身地

東京都

現所在地

千葉県南房総市

職業/肩書き

編集者/モータージャーナリスト/アーティスト

SNS/HP

Instagram:@kawanishi.keisuke
Facebook:keisuke.kawanishi

車種

SUZUKI ジムニー JB64 2020年式

カスタマイズ有無

ジムニーのカスタムパーツメーカー「APIO」のカスタムコンプリートカー(TS4)主なカスタムは前後のバンパー、ウィンカー変更、車高を4cmアップ、マフラー変更など、タイヤはYOKOHAMAジオランダーに履き替え

月間走行距離

約1,500km

クルマ遍歴

NISSAN スカイライン(通称“ケンメリ”)→
Autobianchi A112アバルト→
Volkswagen ビートル→
MGミジェット→
Renault サンク→
CITROËN AX→
CITROËN BX→
CITROËN エグザンティア→
Alfa Romeo 145→
Volkswagen ルポ→
PEUGEOT 307→
Mercedes-Benz Aクラス→
LAND ROVER ディスカバリー→
Volvo XC90→
FORD エクスプローラー→
Renault カングー→
Alfa Romeo スパイダー→
JEEP ラングラー→
SUZUKI ジムニー

現在は1991年式Alfa Romeoスパイダーヴェローチェ(オープンカー)との2台持ち。

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを使っていますか?

普段は南房総と東京の行き来にクルマを使うのがメイン(主にジムニー)

このクルマの好きなところ

ジムニーの好きなところは、南房総の道にぴったりの車体のコンパクトさ、どんな道でも臆せず行ける走破性。硬派でカワイイスタイリング。

ひとつ改善できるとしたら

意外に燃費が伸びない(リッター12kmぐらい)なので、もう少しよいといいな。

憧れのクルマは

憧れのクルマは1970年代のフェラーリ。

あなたにとってクルマとは

クルマは大好きなもの。趣味であり、仕事。

photo by Shinji Yagi