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2022.09.29

相棒、家族、よりどころ。911を乗り継ぐタイムレスなフィロソフィー

ヨシヤスタカユキさんは、湘南と熊本の2拠点で生活する、住宅会社専門のクリエイティブデイレクター。2001年熊本で工務店を創業。10年で190棟ビルダーに育て上げた。今は事業を譲渡し、新たなチャレンジを始めている。

そんなヨシヤスさんの愛車は「Porsche 911ターボ」。彼は、911を8台乗り継いできたポルシェ・エンスージアストでもあるのだ。“時代を経て進化はしても普遍的なブランド感。背中を蹴り飛ばされるような無骨なエンジン音と鼓動”それが911の魅力だという。住宅を生業にするヨシヤスさんが目指す家づくりと、ポルシェの存在は同じレイヤーにある。しっかりとデザインされたもの=資産価値の高い普遍的なデザイン。これが住宅とクルマに求めるヨシヤスさんの不文律。そのため家づくりにおいては、基本的に建築家(デザイナー)との協働を前提とする。良いものを日常的に使ってこそ、その価値を享受できる。これはヨシヤスさんがポルシェから教えてもらった、“タイムレスなフィロソフィー”なのだ。

なお、ヨシヤスさんが運営メンバーのひとりでもある「住まいと、暮らしと、デザインと 」をテーマにしたウェブマガジン『TIMELESS』でも“911 philosophy”と題して記事を公開中。

911 philosophy|ヨシヤスタカユキのポルシェ思索

#083ヨシヤスタカユキ

age

出身地

熊本市

現所在地

熊本市・藤沢市

職業/肩書き

自由業

SNS/HP

Instagram:@takayuki_yoshiyasu

車種

ポルシェ911ターボ (Type997)

カスタマイズ有無

なし

月間走行距離

約500km

クルマ遍歴

ドイツ車を中心に50台ほど

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを使っていますか?

日常の足として。

このクルマの好きなところ

997はボディサイズがちょうどいいのと、前期型は堅牢性が高く故障しにくいエンジン。特に最後の空冷エンジンから引き継いだGT1クランクケースを載せているので、水冷なのに空冷っぽいところ。

ひとつ改善できるとしたら

特になし

憧れのクルマは

今もポルシェに憧れ続けています。もし買い替えるとしても、次も997です。

あなたにとってクルマとは

相棒。車選び=人生の選択だと思います。人生の節目節目で背中を押してもらうどころか、蹴ってもらってきました。ポルシェはいつも、私にとって迷わないための“よりどころ”です。

photo by Shimoda Shinji