大学時代に写真を撮ることが好きになった橋本大さん。新卒で入社した住宅会社では広報を担当した。社員の能力を活かせる職場だったこともあり、写真を趣味に留める理由もなくなり、いつの間にか仕事の中心が撮影となり、行き着いた先がフォトグラファーとしての独立だった。目標は建築・人物問わず“ストーリーを感じさせる写真”を撮ること。
初めて自分で購入したこのクルマは、自分と同じ歳の5代目「TOYOTA マーク Ⅱバン」。父にもらった大好きなフィルムカメラと同じ匂いがした。ノスタルジックな直線的なデザイン。準旧車の域だが機関は良好、カッコいいのにお買い得価格だった。車高調をノーマルサスに戻し、ボディ下半分のツートーンカラーを上部と同色に塗装した以外はほぼノーマル。仕事柄、カメラ機材の出し入れがしやすいトランクはお気に入りだが、趣味のキャンプ道具は常時積みっぱなしで、出張先からそのままキャンプ場に乗り込むこともあるそう。オンとオフを問わず愛着のある相棒というわけだ。
『フィルムを装填したり巻き上げたりするその手間が好き。今時のクルマと比べたら、ハンドルも“アソビ”が多いけど、これくらいのゆとりを持って生きるくらいが丁度良いんじゃないかな』と、橋本さんはハンドルを握りながらそう呟いた。
#085橋本大
age27
出身地
熊本県
現所在地
熊本県 熊本市
職業/肩書き
フォトグラファー
SNS/HP
Instagram:@dai___hashimoto
車種
TOYOTA マークⅡバン 1995年式
カスタマイズ有無
なし
月間走行距離
約1,200km
クルマ遍歴
HONDA フィット(祖父のおさがり) →
TOYOTA マークIIバン
クルマに求める要素(%)
普段、どのような用途でクルマを使っていますか?
撮影現場への移動から休日のキャンプまで。全てこのクルマで移動しています。高速道路やちょっとした山道も難なく走ってくれます。
このクルマの好きなところ
沢山ありますが、見た目と積載量が特に気に入ってます。現行車にはない角ばったフォルムとカラーが好きです。毎週のようにキャンプに行くので、道具を載せっぱなしにできるのも嬉しいポイント。
街乗りにもアウトドアにもフィットする、どこへでも連れて行きたくなるクルマです。
ひとつ改善できるとしたら
特にありません。自分の変化に合わせてクルマもカスタムしていきたいです。
憧れのクルマは
クラシックなSUV車
あなたにとってクルマとは
自分らしくなれるモノ
photo by Shimoda Shinji