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2023.02.22

“古き良きセンス”を体現する絶好調な相棒

古着屋のオーナーとして現在3店舗を切り盛りする井上宏太郎さん。8年半前に東京・祐天寺に〈On the hill〉を立ち上げ、3年前には“もともと地元で店舗を開きたかった”と岩手・盛岡に〈on the hill morioka〉をオープンした。そして昨年9月には、代々木八幡に〈Fool General Store〉を構えたばかりだ。

クルマは買い付けにも欠かせない移動手段だが、走行の比重はもっぱら趣味のバス釣り。古着屋のオーナーだけに、最近は釣り道具もアンティークに凝っているという井上さんの愛車は「SAAB 9-3」。以前の「2ndレンジローバー」から5年ほどが空き、1年近くかけてようやく納得のいく個体と出合い、購入した。

“新旧入り混じった古き良きデザインがお気に入り”で、2年乗った現在も大きな故障はなく絶好調。運転中は“自分の好きなものに浸りながら、思考を整理できる時間”だという井上さん。クルマは積み上げてきたセンスを体現する存在でいて、この先描く景色も共に叶えていきたい最高の相棒なのだろう。

#100井上宏太郎

age37

出身地

岩手県

現所在地

東京都

職業/肩書き

onthehill代表

車種

SAAB 9-3 2001年式

月間走行距離

約1000km

クルマ遍歴

セカンドレンジ (H25年〜H29年)→

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを使っていますか?

普段の仕事を中心に日々の生活と釣りが趣味なのでその移動

このクルマの好きなところ

SAABのスタイルが変わる過渡期で新旧入り混じった感じの見た目

ひとつ改善できるとしたら

特になし

憧れのクルマは

Chevrolet エルカミーノ

あなたにとってクルマとは

自分の時間に浸れる空間

photo by Kenichi Muramatsu