「#これからの時代に役立つクルマ旅ギア紹介」企画。今回のセレクターは、クリエイティブ・ディレクターの田中嵐洋さん（@ranyo_tanaka）。一年を通してトレイルランニングやクライミングを楽しみ、冬はバックカントリーに身を投じる筋金入りのアウトドアマン。フィールドへと繰り出す愛車は4代目パジェロ。

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select by スタイリスト 平健一
select by noru journnal編集長 村松亮
select by バンライファー小濱潤平
select by neru designworksデザイナー neru
select by インスタグラマー YURIE
select by キャンパー issei
select by 建築家 岡田宰
select by クリエイティブ・ディレクター 田中嵐洋

北欧や北米のアウトドアブランドでのブランディング、マーケティングを歴任し、2022年に独立起業。特定のメーカーに属さないクリエイティブ・ディレクターとして広い視野と新しい視点をお持ちの田中さんは、都市と山との移動でどんなギアを使っているのか？ 日常・フィールドライフで手放させない、愛用品を紹介してもらった。

着心地抜群の天然素材アンダーで年中快適

スウェーデン発の〈HOUDINI〉はフリース素材アンダーウェアのパイオニア的ブランドだが、革新的な技術を追求した末に作られた、ウール製品にも定評あり。「Desoli」はスーパーファインメリノウール素材だけで仕立てられた機能的かつ生分解性のあるシリーズで、田中さんが愛用するのはクルーネックの長袖アンダー。身体の動きにフィットするラグランスリーブデザインで、袖は少し長めの設計。袖口にサムホールを設ける事でずり上がりを防ぎつつ外気の侵入を防止するので、運動時も快適に過ごすことができる。また、ウール素材が持つ天然の体温調整機能によって汗冷えを防ぎつつ、しっかり身体を保温。寒いときは暖かく暑い時には涼しく感じられるので、シーズンを問わずに着用可能だ。

「スポーツをするときに意外と後回しにされがちですが、身体の中心を守るアンダーウェアはとっても大事。機能的なジャケットで身を包んでいると外的な要因は解決するものの、身体そのものはどうでしょう？ 汗を排出する。身体を温める。とてもシンプルな機能を持つアンダーウェアは第二の肌と言ってもいいくらい、とても重要なモノなんです。
この〈HOUDINI〉のウールアンダーの特筆すべき点は、着心地がやわらかく、しかも臭くならないこと。ウールにはバクテリアを防ぐ自然由来の機能が備わっていて汗臭さが抑制されるので、これがあれば長期のバンライフだって怖くありません。もし修理不可能なほどボロボロに着倒したらコンポストへ。いつしか土に還ります。」(田中嵐洋)