映像制作やアニメーションなど多岐にわたって活動するアートディレクターの上山悠二さんの愛車は、子どもの頃からずっと憧れだった「SAAB 900ターボ」。初めて街で見かけた時に、SAABのロゴ、エレガントかつ無骨なフォルムと特徴的なホイールに心を奪われた。“クルマがほしいというより、SAABがほしかった”という上山さんは、勤めていた広告制作会社を辞め、フリーランスになったことを機についに探し始めることに。そして二年が経った頃、状態の良い今の愛車と出合う。以来、“スーパーに行ったり、仕事場のアトリエに行ったり”ともっぱら普段使いだが、運転中にいつもとは違う視点からのアイデアが生まれることがあり、そんな時にふとクルマを持つことの醍醐味を感じているという。
小さい頃からクルマはインスピレーションの源だった。両親はクルマで様々なところへ連れていってくれて、後部座席から眺めていた街の景色や看板、光の流れ、スライドしていく風景はいつも少年のイマジネーションを掻き立ててくれた。“その時の記憶が今の僕の仕事につながってる気がします”と話す上山さん。クルマは時に、人生の一翼を担う存在になっているのかもしれない。
#106上山悠二
age39
出身地
東京
現所在地
東京
職業/肩書き
アートディレクター
SNS/HP
Instagram:@yujikamiyama
車種
SAAB 900ターボ 1992年式
カスタマイズ有無
以前のユーザーがカスタマイズしていたパーツを時間をかけて純正に戻していってる感じです。外装はフォグをつけたのとフロントをクリアレンズに変えたくらいかな。
クルマ遍歴
SAAB 900ターボ (2018年~2023年)→
クルマに求める要素(%)
普段、どのような用途でクルマを使っていますか?
スーパーに水を汲みに行くシーン。
このクルマの好きなところ
お尻
ひとつ改善できるとしたら
ひとつ言っちゃうと色々出ちゃうんで、、
憧れのクルマは
SAAB 9000/SAAB 900 V6/SAAB SAFARI/Saab 900 ToppoIa
他社で唯一乗りたいクルマはSUBARUの97年初代フォレスターです。フォルムもエンジンも素晴らしいと思います。
あなたにとってクルマとは
馬です。見た目も馬みたいだし、洗車したり、ブラシかけたりケアしている感じも馬の世話しているみたい。乗り心地も馬に乗っているみたいな感じです。
photo by Kenichi Muramatsu