「#これからの時代に役立つクルマ旅ギア紹介」企画。今回のセレクターは、クリエイティブ・ディレクターの田中嵐洋さん（@ranyo_tanaka）。一年を通してトレイルランニングやクライミングを楽しみ、冬はバックカントリーに身を投じる筋金入りのアウトドアマン。フィールドへと繰り出す愛車は4代目パジェロ。

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select by スタイリスト 平健一
select by noru journnal編集長 村松亮
select by バンライファー小濱潤平
select by neru designworksデザイナー neru
select by インスタグラマー YURIE
select by キャンパー issei
select by 建築家 岡田宰
select by クリエイティブ・ディレクター 田中嵐洋

北欧や北米のアウトドアブランドでのブランディング、マーケティングを歴任し、2022年に独立起業。特定のメーカーに属さないクリエイティブ・ディレクターとして広い視野と新しい視点をお持ちの田中さんは、都市と山との移動でどんなギアを使っているのか？ 日常・フィールドライフで手放させない、愛用品を紹介してもらった。

自分の状況を高精度で把握できる、新世代のGPSウォッチ

近年世界のGPSスポーツウォッチ分野で脚光を浴びている〈COROS〉は、2014年にアメリカで創業した、新進気鋭のスポーツテックメーカー。一流アスリートも認める高性能ウォッチは、日本市場でも浸透し始めている。「バーティックス 2」はフル充電にしておけばGPSトラッキング使用で140時間、通常使用で60日間という、GPSウォッチ史上最長のバッテリー寿命を持つモデルで、登山、ハイキングなど、アウトドア・アドベンチャーに最適。

５つの主要衛星システムを同時通信できるうえ、これまで航空機器にしか搭載されていなかった二周波衛星通信も搭載するのも特筆すべきポイント。高速かつ高精度の位置情報を得てマップに反映したり、オフラインマップの表示ができるなど、アクティビティ中に必要なさまざまな情報を一台でカバーしてくれる最高峰モデルとなっている。また、光学式心拍センサーを内蔵しているので、着用者自身のパフォーマンスもトラッキング可能。フィールドのみならず日頃から体調に目を向けることができる。

「走る時、山登りをする時、サーフィンの時、スキーの時…。そして寝る時も、僕の手首につけられた時計は何の狂いもなく計測を続けています。最近のアウトドアウォッチの性能の進化は目覚ましく、使う人がその機能に追いつけなくなるほど。僕が使っている〈CAROS〉の 「バーティックス 2」はGPS精度が高く、もはや山の中で迷うことはなくなるのではないかと思うほど。トラッキングも細かく、自分がどこにいたのか、どれほどのスピードで動いたか、しっかりと計測が残されます。

日々のトレーニングから冒険まで絶対に欠かすことのできない存在ですが、特に就寝中は外しません。睡眠時の脈拍をもとに呼吸のバランスを計測し、どのような睡眠状態だったかを確認できるので、これで身体とメンタルがどこまで回復しているかを把握しているんです。あと、地味に気に入ってるのが目覚まし機能。優しいバイブレーションで腕をさすられて朝起きると目覚めがいいんですよ。」(田中嵐洋)