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2023.08.18

憧れを乗せて走る、心休まるクルマ

京都で育ち、関西を中心に税理士として30年、現在は大学講師も務める中谷隆夫さんの愛車は、高校生の頃に“絶対に乗りたい“と目を奪われた「BMW E21」。 大のクルマ好きとなるきっかけは、乗っている人に見た“ファッション”への憧れもあった。 “この服を着て、このクルマに乗って、この音楽を聞いてー”というカルチャーを纏った姿が刺激的でとにかく格好良かったと、当時の記憶は 鮮明に残っているそう。念願叶いネットで見つけたという愛車は、外装こそ状態は良かったが、下回りはボロボロで修理必須。“おかげで調達のスキルが身についた(笑)“と笑っちゃうほどの部品数を、ドイツ、オランダ、ポーランドと独自に取り寄せ、2年かけて修理したそう。手間こそ愛情の証だろうか、“一生添い遂げる家族“と言うほどにどこにいても心休まる存在なのだ。
数々のクルマに乗り継いできた中谷さん。免許を取得してから42年、唯一手放すことのなかったアルバート製のインナーミラーが小さな相棒であり、足跡を巡ることのできる宝物。“京都に昔から残る景観をこのクルマで走っていると、タイムスリップをしたような感覚になるんです“。と、変わらない景色にゆられながら、あの頃の憧れをいま、愛車と過ごしている。

#130中谷隆夫

age60

出身地

京都府京都市

現所在地

京都府京都市

職業/肩書き

税理士/代表

車種

BMW E21

カスタマイズ有無

ハルトゲフロントスポイラー、アルピナリアスポイラー、ANSAリアマフラー

月間走行距離

約1,000km

クルマ遍歴

ISUZU ジェミニ (1982年〜1986年) →
VolksWagen ジェッタⅡ (1986年〜1992年) →
BMW 520i (E34) (1992年〜1998年) →
BMW 320i (E46) (1998年〜2004年) →
VolksWagen ゴルフⅢワゴン (1997年~2002年) →
BMW X5 (E53) (2002年~2009年) →
Smart forfour (2004年~2005年) →
BMW 735i (E65) (2005年~2010年) →
VolksWagen LUPO (2010年~2018年) →
BMW 645ci (E63) (2010年~2014年) →
BMW 525iツーリング (E61) (2009年~2012年) →
VOLVO XC60 (2012年~2014年) →
BMW M6(E63)(2014年~2016年) →
BMW 640iグランクーペ (2016年~2019年) →
BMW i3 (2014年~2017年) →
Maserati ギブリ (2019年~2020年) →
Smart フォーツー (2018年~2020年) →
BMW 335i (E91) (2020年~2022年) →
McLaren Automotive 570S スパイダー (2021年~2022年) →
Smart フォーツーブラバステーラーメイド (2020年~) →
Mercedes-Benz C180 カブリオレ (2017年~) →
Maserati レヴァンテ (2020年~2023年) →
BMW 320/6 (E21) (2021年~) →
BMW 335iGT (F34) (2022年~) →
Maserati レヴァンテ トロフェオ (2023年〜)→

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを使っていますか?

仕事、レジャー

このクルマの好きなところ

ソレックスキャブレターの呼吸と6発エンジンの鼓動
ANSAの排気音
コンパクトでクリーンなボディデザイン

ひとつ改善できるとしたら

エアコンが欲しい

憧れのクルマは

Volkswagen カルマンギア

あなたにとってクルマとは

タイムマシーン

by Yuta Okuyama