カメラアシスタントとして活動中の萩原哲平さん。一方、個人の活動として日本全国の巨樹、御神木を被写体とした作品づくりは今年で6年目となる。大学の卒業制作として始めた当初から、“とにかく作品撮りのための足がほしかった”という萩原さん。東京に住む学生にとって、マイカー購入は決してハードルは低くないが、思い切ってクルマを所有することを決意。調べていくうちに、デザインが気に入ったこと、またお金に余裕のない大学生でもなんとか維持できそうだったことが決め手となり中古の「NISSAN ラシーン」を迎えた。気に入っていた愛車だったが、2回目の車検のタイミングで乗り換えることに。次に選んだ「NISSAN テラノ」は萩原さんが1歳の時に亡くなったお父さんが乗っていた車種だ。“日産でエンジン開発に携わっていた父が2台も乗り継いだというテラノはどんなクルマなんだろう”と興味がわいたという。そうして手に入れた愛車でお父さんのお墓参りへ行ったり、お母さんを25年ぶりにテラノの助手席に乗せてあげられたりしたこともいい思い出だ。“クルマは好きなものを詰め込み、好きな人たちと乗り、好きな場所へと向かうために欠かせない存在”と話す萩原さん。たくさんの人の想いを乗せたテラノで、彼のクルマ旅は続いていく。
#141萩原哲平
age27
出身地
東京都青梅市
現所在地
東京都世田谷区
職業/肩書き
カメラアシスタント
SNS/HP
IG:@hagi__photo
車種
NISSAN テラノ 1991年式
カスタマイズ有無
フロント2インチアップ
ホイールを純正色からホワイトに塗装
コーナーレンズ/ドアミラー/アンテナ/リアデフレクター/ガーニッシュなどを北米パスファインダー仕様に換装
月間走行距離
約100~150km
クルマ遍歴
NISSAN ラシーン (2017年〜2020年)→
NISSAN テラノ (2020年~)
クルマに求める要素(%)
普段、どのような用途でクルマを使っていますか?
撮影に行く際の移動手段としてが最も多く、
目的無く運転のためだけにふらっとクルマを出すことも。
その他はちょっとした買い物や荷物の運搬にも使います。
このクルマの好きなところ
とにかくデザインです。エクステリアは直線基調でフラッシュサーフェス化されたボディが本当にかっこいいです。
インテリアはモコモコしたシートが特に気に入っています。
あとはV6 3Lのエンジンと5速MTの組み合わせは、クルマを動かしているぞ!という感覚がちゃんとあって楽しいですね。
ひとつ改善できるとしたら
テラノそのものに不満はありませんが、純正部品の在庫が少ないのが難点ですね。ディーラーの在庫切れ、ネットオークションでの争奪戦は日常茶飯事です。
憧れのクルマは
NISSAN Y60 サファリ
あなたにとってクルマとは
世界を広げる、一つの大きな選択肢です。
クルマに乗る、乗らない。マイカーを持つ、持たない。
私は自分のクルマを持ち、乗っていますが、そうでなければ見れなかった景色が数え切れないほどあります。
photo by Shinji Yagi