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2023.11.15

旅のような毎日の、心強い相棒

よく、“人生を謳歌しているね”と言われるという渡辺広貴さん。好奇心旺盛で趣味が多く、これまでにサーフィンやスケボー、スノーボード、忍術や写真など、数えると30ほどの趣味を体験してきた。現在はカイトサーフィンにハマっていて、子供の頃に“空を飛んでみたかった”という願いを叶え、いまは休日に空を舞うのが日課になっている。本業は表参道で美容室を経営しながら店舗にも立つプレイヤーであり、外部講師や独立支援事業なども手掛けている。現在はサロンと、趣味・居住のための平塚、地元の甲府の3拠点を巡る旅のような毎日。平塚に拠点を移した際にクルマが必要になり、友人に勧めてもらった“強そうな見ため”の「LAND ROVER ディフェンダー 90」を直感で即決した。もともとクルマには詳しくないそうだが、唯一こだわったのはクルマのボディカラーで、日本の伝統色である『鉄紺』というカラーを塗装した。“美容師としてカラーは忠実に表現したかった”と何度も試作を重ねたお気に入りポイントだそう。クルマ移動が日常になって以来、仕事も空も存分に楽しんでいるという渡辺さん。今後、さらなる新業種の展開も決定しているらしく、ますます忙しい日々を迎えるという。“経営者ならではかもしれないですが、守られていると感じるのは、唯一クルマの中にいるときですね”と心強い相棒が日々の支えとなっているようだ。

#143渡辺広貴

age37

出身地

山梨県

現所在地

平塚

職業/肩書き

実業家/代表取締役

SNS/HP

IG:@masena_hiroki

IG:@wv_hiroki_life

車種

LAND ROVER ディフェンダー90 1998年式

カスタマイズ有無

通算17回の塗装試作をして実現した『鉄紺』といわれるカラーは1番のこだわりです。濃く深い紺のなかに、わずかに緑みの鉄(くろがね)のような色。江戸時代で最も日常的に愛され需要の高い色だったそうです。
海外への留学で異文化交流を経験し、それから日本のカルチャーを大切にしていきたいと思い、ディフェンダーにこの伝統的な色を落とし込みました。

より、ビンテージ感を出したくて、ステアリングをイギリスから輸入し運転席、助手席のマットも撤去しました。

クルマ遍歴

VOLVO 240 (2018年〜2020年)→
LAND ROVER ディフェンダー90 (2022年〜2023年)→

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを使っていますか?

平塚、表参道、甲府の行き来。
友達やスタッフと遊びに行ったりするときに使います。

このクルマの好きなところ

朝の光、夕方の光、その時のシーンでクルマの色が変わるところ。多数の色の混色から生まれたペイントのおかげかと思います。

また、洗車すると足元が浸水しますが、中まで丸々洗えて最高です♪笑

ひとつ改善できるとしたら

ウインカーが手動のところ。
よく戻すの忘れます。

憧れのクルマは

特にありません。その時、その瞬間の『気持ち』で自分に見合ったクルマに乗る。その感覚が好きです。

あなたにとってクルマとは

大切なスタッフや大切な人との『想い出の架け橋』のようなもの。

みんなで色々なところへ行き、そこで得たものこそが自分にとって大切な時間でした。クルマがあってこそ感じることのできた想い出だと思っています。

photo by shinji yagi