
熊本を拠点にリノベーション会社〈ASTER〉やインテリアショップを経営する中川正太郎さん。リノベーション・オブ・ザ・イヤー2021では、水害に見舞われた人吉の観光施設の事例で、見事総合グランプリを獲得。2023年は“動く家”がムーバル・リノベーション賞を受賞した。”動く家”はキャンピングカーを再定義し、住宅に使用する無垢材など質感にこだわった内装で、まるで家の中で過ごしているような快適さが得られる空間を目指した。オーナーは中川さんにリノベーションをお願いする前提で、中古キャンピングカーを購入したそうだ。
そんなリノベーション界で一目置かれる中川さんの愛車は「VOLVO240」。実は2台目のVOLVO240なのだそうだ。“前の240は壊れてしまって、別のクルマも考えましたが、やっぱり240以上のクルマに出会えなかったので、探してもらってもう一度購入しました(笑)”。現240は年式の割に走行距離も少なく、オリジナルのまま大切に乗られていたようで、ボディの色褪せもほとんどない。しかし中川さんは施工現場にもこのクルマで行き、資材や荷物もガッツリ運ぶ仕事の相棒として乗りこなす。
“旧車だけどガンガン使ってます。愛着のあるものを日常で使うことが幸せだと感じるので”。それが可能なのは、調子が悪くなってもすぐ診てもらえる、このクルマを購入したショップの存在があるから。“だから遠乗りはあまりしません。VOLVOがこのカタチでEV車かハイブリッドを出してくれたら、乗り換えるかも知れませんが(笑)”。
機能性とともに美しさにも妥協しないリノベーション事例を多く手がける中川さんにとって、「VOLVO240」はいつもそばに置きたい愛しさに溢れる相棒なのだ。
#147中川正太郎
age46
出身地
熊本市
現所在地
熊本市
職業/肩書き
内装屋 代表
車種
VOLVO 240
クルマ遍歴
TOYOTA マークⅡバン →
JEEP グランドチェロキー →
Volkswagen ゴルフ →
Land Rover ディスカバリー2後期
VOLVO240(ベージュ) →
VOLVO240(ネイビー) →
クルマに求める要素(%)
普段、どのような用途でクルマを使っていますか?
主に仕事。現場に行く移動手段と荷物を運ぶ。
このクルマの好きなところ
フォルム
ひとつ改善できるとしたら
断熱
憧れのクルマは
VOLVO240のハイブリッドor電気
あなたにとってクルマとは
相棒
photo by Shimoda Shinji