雑誌や書籍、アパレル、広告などのイラストレーションを手掛けるオカタオカさん。最近はペインティングだけでなく、セラミックやウッドカットなど様々な手法の作品も制作している。2021年には、同郷のグラフィックデザイナー清水隆司さんと“Driving With Craft”をテーマにしたカーフラフトブランド〈HIGHWAY〉を立ち上げた。高校生の頃、カーデザイナーになりたくてクルマの絵ばかり描いていたというオカさんの愛車は「VOLVO 940 エステート」。以前は東京と鹿児島の二拠点生活だったが、鹿児島周辺にクリエイターなど共通言語を持つ知り合いや顔馴染みのお店が増えてきたことや、コロナ禍でリモート打ち合わせが増えたことがきっかけとなり、１年前ほど前に鹿児島に完全移住した。“道は広いし、海は近いし、雪も降らないし”、クルマのある暮らしととても相性がいい環境だという。クルマで桜島フェリーに乗船し、約15分の船旅(気分)を味わった後、桜島を一周するのがお気に入りのドライブコースだ。３年間、日本各地を共に旅をしてきた愛車だが、実は次のオーナーに譲ることが決まっている。(この撮影では偶然居合わせた次なるオーナーとの2ショット撮影も実現した！)現在は、次の愛車となる予定の2000年デビュー「CITROËN クサラピカソ」の納車待ち。クルマにおいて1番気になるポイントだという“ユーティリティの優秀さ”が決め手となった。オカさんに取ってクルマは、ファッションの延長にあるもの。“クルマに乗る＝上着を羽織る感覚”で、愛車を乗りこなしていく。