people

2024.03.18

クルマが生きているような感覚を楽しむ

都内の広告制作会社に勤める溝口周太さんは、2年間ほど乗った「Alfa145」から「ROVER mini1300 90年式」に乗り換えたばかりだ。miniは、学生時代に旅したヨーロッパで若者が乗っているのを目にしてから、ずっと心にあったクルマだ。「Alfa145」からの乗り換えを考えていたわけではなかったが、たまたま知り合いのつてで整備工場を紹介してもらう機会に恵まれ、トントン拍子に譲り受けることが決まったという。“クラシックカーでカッコつけた感じがあまり好きじゃない”と、白と黒のツートンカラーだったボディを黒く塗装し、ミラーやホイールも“普通の感じ”にあえて変更。銭湯とご飯のついでにふらりと夜の首都高を走らせたり、思いつきで東京タワーを見に行ってみたりと、気ままなドライブを楽しんでいるそう。ジープやレンジなど大きいクルマに乗る友人も多い中、コンパクトなminiが“ちょうどいい”という溝口さん。キャブレターモデルだから、寒い日にはエンジンがかかりづらいなど、乗りながら愛車の調子を感じたり、マニュアル車ならではの “クルマが生きているような”感覚を味わったりと愛車を目一杯堪能する日々だ。誕生から60年以上の歴史を持ち、世界中にファンが多いminiだから、古いクルマながらパーツが潤沢に手に入るのも気に入っているポイントだ。“やっぱり長く乗りたいですから。カスタムパーツも多いし、気分で変えてみたりとか、ゆくゆくはそういう楽しみ方もしたいですね”。

#159溝口周太

age31

出身地

大阪

現所在地

東京都

職業/肩書き

会社員

SNS/HP

IG:@shuta_mizoguchi

車種

ROVER ミニ1300 1990年式

カスタマイズ有無

少しだけ。天井がもともと白でツートンだったのを黒に塗装してもらいました。ミラーはフェンダーミラーをドアミラーに位置を変え、ホイールはシンプルな10インチのスポークホイールに変えました。

月間走行距離

約1,000km

クルマ遍歴

Alfa 145 (2021年〜2023年)→
ROVER ミニ1300 (2023年~)→

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを 使っていますか?

休日に遠方に出かける時。いろんな所に寄らないといけない時。

このクルマの好きなところ

かわいい。走ってて楽しい。

ひとつ改善できるとしたら

高速に乗る時の車内の音。(スピードを出していると、大声じゃないと話せない)

憧れのクルマは

特にない。強いて言うなら、PORCHE 911かAlfa Romeoのジュリアとかは乗ってみたい。

あなたにとってクルマとは

小さな相棒。

photo by Shinji Yagi