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2024.05.08

『できるだけコンパクトに』そんな生き方も投影する1台

焚き火に関する執筆やTV、YouTubeなどの焚き火監修、ワークショップなどを行う『焚き火マイスター』という少し珍しい肩書きを持つ猪野正哉さん。千葉県の自然豊かな環境で生まれ育ち、焚き火は子どもの頃から身近にあった。そのため、焚き火に特別に強い思い入れがあったわけではなく、まして仕事にするなんて想像もしていなかったという。そんな彼が、焚き火マイスターと自らを名乗り始めたのは、7年ほど前のこと。山岳雑誌のライターとして活動していた時、焚き火特集などで火おこしを担当していたことから、遊び半分でプロフィールに書くようになったことが始まりだ。イベントや撮影のため、全国津々浦々のキャンプ場やフィールドへ自走で出向くという猪野さんの愛車は、オジサンくささが決め手だった「MITSUBISHI パジェロイオ」。アウトドアを生業にする人には珍しく、コンパクトなクルマだ。“荷物は詰めれば詰めるほど増えてしまうもの。その分撤収や手入れが大変になるため、できるだけコンパクトにいたい”と語り、仲間とキャンプに行くときも、なるべく役割分担して荷物を減らすのだという。“普段からポケットに入る物しか持ちたくない”という猪野さんのスタイルは、クルマやギアを選ぶ時にも反映されている。さらに、“基本的に走れば良い”というのがクルマに対する猪野さん流の考え。 “結局いいクルマに乗っていても、走行中は自分では見えないし”と冗談まじりに語る。最終的にはセダンに乗ってキャンプに行きたいと考えているそう。前車の「MITSUBISHI RVR」も15万キロを走り、乗りつぶした。購入時は走行距離4万キロの中古車だった現車も、6年間で20万キロを超えた。三菱のディーラーから35万キロまで走った人がいると聞いて、愛車とはまだまだ長い付き合いになりそうな気がしている。

#165猪野正哉

age48

出身地

千葉県

現所在地

東京都

職業/肩書き

焚き火マイスター

SNS/HP

IG:@inomushi75

車種

MITSUBISHI パジェロ イオ 2007年式

月間走行距離

約2,000km

クルマ遍歴

HONDA インテグラ (1998〜不明)→
不明 ※セダンを乗っていたのですが忘れましたw (不明〜2006年)→
Volkswagen ゴルフ(2006年〜2010年)→
MITSUBISHI RVR (2010年〜2018年)→

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを使っていますか?

仕事柄、山やキャンプ場が職場になるので、そこまでへの脚として。

このクルマの好きなところ

オジサンではなく、お爺ちゃんが乗ってそうで、一周回って、イケてるかなとw

ひとつ改善できるとしたら

アンテナをもうちょっと短く

憧れのクルマは

MITSUBISHI デボネア

あなたにとってクルマとは

なくてはならないもの

photo by Kazuho Hirano / text by manmaru