ベーシスト、ドラマー、パーカッショニスト、アレンジャーとして数々のアーティストの楽曲やライブに参加する傍ら、トラックメイカーとしてCMやremixの音楽も手がけるなど、マルチ・ミュージシャンとして活躍する南條レオさん。サンパウロ生まれの東京育ちで、家ではいつもブラジルのポピュラーミュージックが流れていたそう。その影響もあって小さい頃からダンスミュージックに慣れ親しみ、自身も中学生の時から音楽を始めて今に至る。各地で年間何十本ものライブをこなす南條さんの移動手段は、愛車の2004年式「NISSAN エクストレイル」。たくさんの音楽機材を運ぶため、これまでも荷物を積みやすい四角い形のクルマを乗り継いできた。昔から黒いエクストレイルが好きで探していたところ、仲良しのアーティストのご実家の中古車屋さんで見つけてもらったお気に入りの1台だ。走行距離9万キロで購入し、現在は12万キロ。この先は、ホイールを変えるなどカスタムを楽しみながら、後10万キロは走るつもりだ。また、移動の多いミュージシャンらしく、車内での音の聞こえ方も大事にしているそう。“クルマは居住空間にもなる”が彼の持論。レコーディングした音源は最終OKを出す前に1度車内でチェックするというこだわりを教えてくれた。クルマがある暮らしの醍醐味は “圧倒的な自由度”という南條さん。型にはまらない自由な音楽を愛する彼らしさが表れていた。