Local2026.03.04
#04 世界一小さなテレビ局のハンドルから
新カテゴリLOCALでは、ローカルな土地の魅力を「移動」という視点から掘り起こしていく。最初の舞台は、近年移住者が増えている長野県・御代田町。新幹線や在来線、高速道路を使えば首都圏へのアクセスも良く、二拠点で生きる住民も少なくない。この地で暮らす人々の「移動時間」が、どのように日々の実践や思想を育てているのか。
しなの鉄道・御代田駅の改札を抜けると、切符売り場の隣に突然あらわれる小さなテレビ局。御代田町全域にケーブルを張り巡らせ、40年にわたって町を記録し続けてきた自主放送局『西軽井沢ケーブルテレビ』だ。
#04に登場するのは、カメラを担ぎ、軽トラックと愛用のBMWを走らせながら、町の朝焼けから学校行事、道路や風景の変化までを追いかけてきたのが制作責任者の石川伸一さん。彼にとっての移動は、ただの取材の足ではなく、育ててくれた町への恩返しとして"御代田の時間”を記録し続けるための、終わりなき旅のルートそのものだ。
「移動が育む暮らし 長野県・御代田編」記事一覧










