Story2026.04.17
「定点で観察すること」の解像感
前田景
北海道・美瑛町の丘のふもとに建つ『拓真館』は、風景写真家・前田真三が1987年に開いたフォトギャラリーだ。日本各地を歩き、「出合の瞬間」を求めてシャッターを切り続けた真三が、最後に活動の拠点として選んだ土地が美瑛だった。
その『拓真館』を三代目として受け継ぎ、家族とともに東京から美瑛町に移住したのが、アートディレクターであり写真家でもある前田景だ。祖父のように全国を巡って写真を撮るのではなく、ひとつの土地にとどまり、同じ丘を定点で観察し続けている。
真っ白な冬から短い春夏秋をくり返す美瑛で、季節に追いかけられるように暮らし育まれていく、風景と時間の“解像感”について話を聞いた。
















