ローカルな土地の魅力を「移動」という視点から掘り起こしていくシリーズ第二弾の地域は、【山梨県・甲府エリア】。山々に囲まれ、東京とも行き来できるこの地では、都市や自然、人との間に、それぞれの距離感が育まれている。近ければいいわけでも、遠ければ関わりが薄くなるわけでもない。この地で暮らす人々の移動と日常を訪ねながら、その実践や思想に息づく「ちょうどいい距離」を考える。
街から山へ。感覚をひらく一本道 見渡す限り、山だ。西には南アルプス、北には八ヶ岳連峰、振り返れば富士山までくっきりと見える。四方を山に囲まれたひらけたコンクリートの道から、森の中の一本道へとクルマを走…