「#これからの時代に役立つクルマ旅ギア紹介」企画。今回のセレクターは、庭師をしながら、気の赴くままに登山やキャンプなどのアウトドアを楽しむインスタグラマーで、ライターとしても活動する @issei__camp（以下、issei）さん。フィールドへと連れ出してくれる愛車は、ランドクルーザー80。

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select by スタイリスト 平健一
select by noru journnal編集長 村松亮
select by バンライファー小濱潤平
select by neru designworksデザイナー neru
select by インスタグラマー YURIE
select by キャンパー issei

isseiさんによるギアセレクト、テーマは「クルマに乗せておきたいタイムレスなスタンダードアイテム」。フィールドに馴染む自然なトーンながら、こだわりが光るスタイルでおしゃれにキャンプを楽しむisseiさん。満点の星空を狙って新月の日にキャンプ行くことが多いが、基本的には“気楽に行きたい時に行く”という。いつでも山へ行けるように、彼がクルマに装備しておきたい、スタンダードでいて時代を選ばないギアたちをご紹介。

極限の現場で信頼を得る、チェコのメーカー〈Tilak〉

今年も猛暑らしい。暑い季節の外遊びにもレインウエアは欠かせないが、汗ムレしがちな夏の雨具はなかなか悩ましい。登山が好きなキャンパーisseiさんが“夏に着れるレインウエア”としてレコメンするのは、〈Tilak〉の「スティンガーパックライトプラス」だ。〈Tilak〉は、登山家ローマン・カムラー氏によって寝袋を製造する会社として1986年チェコ共和国で創設され、現在では、チェコ国営の登山救援部隊やマウンテンレスキューサービスといったウエアを担当するなど、極限の現場での信頼と安心を得ているメーカー。「スティンガー ジャケット」は、GORE-TEX Paclite® Plus　裏地なしの2レイヤーを採用した、軽量でコンパクトに収納できるジャケット。薄く、軽く、非常にコンパクトながら防水耐久性・防風性・極めて高い透湿性が特徴である。裏地なしとはいえ、凹凸のある生地により肌離れがよく、まとわりつきずらいのも快適性を上げているポイント。フロントポケットでは大きめのアウターフラップを配置し、さらにAquagard® Vislonを採用している。〈Tilak〉のクライミングチームが好んで使用するモデルのひとつなのだとか。

“派手過ぎずシンプル過ぎずで飽きの来ないデザイン。手入れをすれば長く使える”という点で、タイムレスなアイテムだとisseiさん。自分らしくて、高機能。満足のいくプロダクトとの出合いは嬉しいものだ。

「レインウェア着用時、暑くて汗で中びっしょりになってしまった経験、きっと皆さんもあると思います。どんなに透湿性が高くても、動いていたり、暑い季節はどうしても暑くなりがち。このジャケットは2レイヤーのGORE-TEXなので3レイヤーより生地が薄く凄く汗抜けが良いのが魅力です。また、脇下には約40cmの大型ベンチレーション。さらに、ダブルジップ仕様により上下自在にジップ開閉が出来るので、体温調節が自在です。満足の機能で、デザインもピンと来るものってなかなかないです！」(issei)