長野県・白馬村で登山ガイドとして活動する池尻裕美さん。出身は岡山県だが、スノーボードにハマったのをきっかけに、20代の頃から冬を長野で過ごすようになった。当時は、雪がなくなったら地元に帰るというサイクルだったが、次第にもっと滑りたいという思いから、シーズンを超えても雪が残っている立山黒部アルペンルートの『室堂』でアルバイトに。山で滑る楽しさと、雪がなくなった山を登る魅力にも出合った。そして、知人のすすめで登山ガイドの資格を取得。その後しばらくはスノーボードクロスのプロを目指しスノーボードに明け暮れていたが、競技ではなく趣味として滑るようになったのが約10年前。その頃から本格的に登山ガイドとして活動をスタートした。今では、夏ガイドだけでなく、バックカントリーのガイドもしている。1年を通して、長野の山の魅力を伝えている池尻さんの愛車は「NISSAN エクストレイル」。雪道でも山道でも頼もしい走行性でフィールドに連れ出してくれるクルマは、“自分らしくいれる場所”なのだそう。