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2022.09.12

#10 自然と共に暮らしを営む東北の地。ヒマラヤを感じさせる風土の魅力
by 飯坂大

ガイドブックやメディアに載っていない自分だけのロードマップを作る旅。この連載は、そんな“自分らしいクルマ旅”のススメ。多拠点生活をおくる人や、地方在住者、移動が日常にある人など、日本のさまざまな土地で根を下ろす人々に、ならではなクルマ旅を聞く。今回は写真家の飯坂 大さんによる、岩手県・八幡平の旅を。

ガイドブックには載っていない旅のススメ| 連載「自分らしいクルマ旅」記事一覧

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深呼吸がしたくなったら八幡平へ

飯坂 大/写真家

area:岩手県・八幡平

現在、首都圏と岩手県との二拠点生活をしている写真家の飯坂大さん。約500kmも離れた二拠点の暮らしを繋いでくれるクルマは飯坂さんにとって必要不可欠なもの。

「クルマは行きたいところへ連れて行ってくれるもうひとつの足であり、人生の旅を演出して支えてくれる存在ですね。自分の思い立ったタイミングで出発できるし、アウトドアの装備を満載すれば、まるで家が移動しているような安心感に包まれる。今乗っているスバルのアウトバックは、乗り心地が良く、悪路も安全に走破してくれる僕のアウトドアライフスタイルの大切なパートナーとなっています」

仕事でもプライベートでも全国を巡り、旅を続けてきた飯坂さんが“自然に近い暮らしができる場所”として選んだのは岩手県八幡平市だった。

「八幡平、岩手山など迫力があって美しい景観が残るエリアに新たな拠点を持ちたいと考えました。八幡平エリアでは、四季折々の自然が楽しめるのはもちろんのこと、人も素朴で穏やかですし、美味しいものもたくさんあります。東北の暮らしは古くからの信仰や手仕事も残っていて、かつて長く旅したヒマラヤの風土とも重なるんです」


そんな岩手県八幡平市は、眺めの素晴らしいドライブコースが多数で、深呼吸がしたくなったら訪れてほしい場所だという。

 
 

岩手県・八幡平

01.八幡平国立公園

高山植物の宝庫、八幡平を歩く

八幡平は岩手県と秋田県にまたがって広がる山群とその周囲の高原地帯。標高1614mで登山というよりハイキング感覚で歩きやすく、石畳の道を歩いて山頂まで行くことができます。毎年6月頃の雪解け時に龍の眼のように見える、ドラゴンアイと呼ばれる鏡沼は多くの人が訪れる人気スポットです。

住所
岩手県 八幡平

 
 

岩手県・八幡平

02.八幡平アスピーテライン・八幡平樹海ライン

絶景を望む山岳ドライブウエイ

岩手県から秋田県まで、八幡平を横断する全長27キロの景勝道路。冬季通行止めが解除される4月頃は、道路両脇に日本一の長さを誇る雪の回廊が楽しめる。夏場も秋の紅葉も雄大な美しい景色に包まれて最高におすすめのドライブコースです。様々な歩き道へのアクセスがよく、ハイキングや登山の方にもおすすめです。

住所
岩手県 八幡平


 
 

岩手県・八幡平

03.藤七温泉

身体を癒してくれる東北最高地の露天風呂

八幡平の山頂から目と鼻の先にある東北最高地1400mの温泉。まさに秘湯で、ワイルドな露天風呂からの景観もいい。八幡平ドライブやハイキングの帰りによく浸かります。八幡平エリアには温泉が多いので、温泉を巡りながらのドライブもおすすめです。

住所
〒028-7302 岩手県八幡平市松尾寄木 北の又
URL
toshichi.com
Instagram
@toshichionsen

 

出典元:Instagram @toshichionsen

 

岩手県・八幡平

04.焼走り溶岩流

家族で楽しむ熔岩流観察路

岩手山登山の起点となる岩石帯。岩手山噴火の溶岩によって形成された岩原で、国の特別天然記念物にも指定されている。パノラマ景観の中を歩くことができる熔岩流観察路が整備されていて、僕もよくドライブや散策に訪れています。駐車場も広く、キャンプ場や温泉施設も隣接していて、家族連れでも楽しめます。星が綺麗に見えるのもオススメポイント。

住所
〒028-7113 岩手県八幡平市平笠

 
 

飯坂 大 (いいざか だい)
写真家。大学卒業後、国内外を多く旅し、そこに生きる人々のまなざしや自然に寄り添う暮らしを記録し届けたいと、写真をはじめる。“より良い未来のために 人と自然 地方と都市 日本と世界を橋渡しする”をモットーに、雑誌や広告を中心に活動中。世界各地のトレイルを歩き、旅のエッセイなども寄稿。仲間と立ち上げたプロジェクト「GHT Project(https://ght-project.com)」では、ネパールを横断するグレートヒマラヤトレイル を踏査し、トークショー、ハイキングイベントなども全国で開催、里山の魅力を伝えるための活動も推進中。

Instagram:@dai_journal