生活の中に“移動”があるプロフェッショナルたちに訊く「#これからの時代に役立つクルマ旅ギア紹介」企画。今回は東京と浜松で二拠点生活を送る建築家の岡田宰さん（@tsucasa_okada）がセレクター。『デザインと移動の繰り返しがクリエイティビティを上げてくれる』とは岡田さんの自論だが、その生活にはどんなギアが付いてまわるのだろうか？

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select by スタイリスト 平健一
select by noru journnal編集長 村松亮
select by バンライファー小濱潤平
select by neru designworksデザイナー neru
select by インスタグラマー YURIE
select by キャンパー issei
select by 建築家 岡田宰
select by クリエイティブ・ディレクター 田中嵐洋

『建築とインテリア』、『デザインとビジネス』など、2つの異なる価値観を同居させるアプローチで空間をデザインする設計事務所、〈2id Architects〉の主宰である岡田さん。自然に囲まれた浜松の自宅と東京を行き来する生活の中からアイデアが生まれ、キャンプブランドのみならず、直近ではソーセージブランドを立ちあげ…？ 一つひとつのモノにこだわりを持つ岡田さんが選んだ、至高のクルマ旅ギアをみていこう。

熱々の鍋もしっかり、ふんわりホールド

外側にたっぷりと空気を含むコットン、内側に高強度で耐切創性の高いアラミド繊維を採用した２層構造のニットグローブ「DOUBLE KNIT GLOVES」。ミニマルなデザインのキャンプギアで人気の〈muraco〉の製品はモダンデザインを得意とする岡田さんが愛用するのも納得だが、ぷっくりとしたシェイプを持つこの断熱ニットグローブがお気に入りとは少し意外？　しかし、一度手にとってみれば、気に入る理由もきっとわかるだろう。裾はキャンバスで補強され、口が広めに設計されているので指入れもよし。左右関係なく使えて5本の指も動かせるので、とっさの時に素早く使えるのが嬉しい。また、レザーグローブと違ってゴワツキが少なく、汚れたら気軽に手洗いできる清潔感も◎。寒い時期は焚き火グローブとしてだけでなく、防寒具として着用できるのもありがたい。

「キャンプシーンだけでなく、普段の生活でもミトン代わりに活用しているニットグローブ。断熱性が高いうえ、5本指が使える操作性も兼ね備えているのが魅力です。見た目のずんぐりしたフォルムが愛らしくて即買いしてしまいました。」(岡田宰)