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キャンプでもリゾートでもない新しいクルマ旅の立ち寄り先  Moving Inn Tokachi 北の森 田岡なつみ×Nachos
2023.09.28

キャンプでもリゾートでもない新しいクルマ旅の立ち寄り先 Moving Inn Tokachi 北の森 田岡なつみ×Nachos

日本を代表するプロロングボーダー・田岡なつみさんと、サーフシーンをメインに撮影するフォトグラファー・Nachosさん。サーフィンと旅を愛する2人が、北海道にバントリップへ。“コロナ禍で気づいた日本の魅力を海外に発信したい”と、サーフドキュメンタリーを制作している。その道中、トレーラーやキャンピングカーで原生林の中にステイできる〈Moving Inn Tokachi 北の森〉に立ち寄った。


ふたりの北海道を巡るクルマ旅をおさめたドキュメンタリー『Endless water』も配信中。
Endless water | 記事一覧

サーフィンを愛する2人が北海道のクルマ旅へ

フォトグラファーのNachosさんは、自身もサーファー。サーフブランドの企画開発に携わるようになり、ルックの撮影をプロに依頼しても思うような仕上がりにならず、「ならば自分で撮ろう」とカメラを手にしたという。“海、旅、女の子”をキーワードに撮影している。そして、出会ったのが、国内外で活躍するロングボーダ―の田岡なつみさん。「なっちゃんは、日本で一番のライダー」と称賛してやまない。ロングボードの選手として、脂がのり始めた時期で、世界一を目指している。

「サーフィンはオリンピック競技に採用されて、多くの人に知られていくのはすごくいいなと思いましたが、ショートボードだけなんですよね。サーフィン=ショートというイメージが強くなってきているからこそ、ロングのことを知ってほしい。いろいろ発信していきたいと思っています(田岡)」

大学を卒業してから会社員とプロサーファーのデュアルライフを送ってきたが、今年4月からはサーフィン一本に。自由に使える時間が増えた田岡さんを、もともとバンライフを送っていたNachosさんが、バンで北海道を巡るサーフトリップに誘った。


左:田岡なつみさん / 右:Nachosさん

「商品開発に携わるまでは、バイトをしては海外に行って波に乗っていました。コミュニティも海外にありましたし、とにかく“外”に目が向いてたんですよね。でも、コロナ禍で渡航できなくなって、日本の魅力に気づいたんです。まだ、海外では日本は歌舞伎の国というイメージが先行しているような、浮世離れしている国もあって(笑)、未知の国で『日本人は何を食べているの?』と聞かれることもあるんですよね。日本人にとっては何てことないことかもしれないけど、おにぎりとか、雰囲気のある漁港だとか、改めて日本のよさをしっかりと伝える“メイド・イン・ジャパン”な映像を作る旅をクルマでしたくて、なっちゃんを誘ったら快諾してくれました(Nachos)」

「私も、コロナで日本の魅力に気づき、まだ行ったことがないところでサーフィンをしてみたいとちょうど思っていたところだったんです。北海道はスノーボードのイメージが強いんですけど、実は冬の波が凄くいいんです。海外の有名選手はすでにお忍びで来ているのに、私たち日本人が行ったことがないというのも変な話というか。サーフィンは、フォトグラファーさんと息が合わないといい映像にならないんです。その点、Nachosさんとは息もぴったり。北海道の海や日本のよさを伝える画がたくさん撮れています(田岡)」

北海道の自然を満喫できる施設で疲れを癒す

今回、2人が旅のスタート地点として選んだのが、帯広空港からクルマで約50分のところにある北海道広尾郡大樹町に今年4月に誕生した〈Moving Inn Tokachi 北の森〉。

8,000坪の原生林の中で、宿泊施設は4サイトのみという贅沢な環境だ。各サイトにはサウナトレーラーと薪で沸かす露天風呂が併設されており、宿泊設備が整ったトレーラーハウスと、キャンピングカーをサイト内のデッキに接続して、車中泊する2つのステイ方法がある。まさに、クルマ旅にはとっておきの宿泊施設なのだ。

「北海道の道はほぼ直線で、走っていてストレスがないのが魅力。広大な北海道をクルマで周りながら、旅の最初なのか終わりなのか、途中で立ち寄るのか、旅のどこかで訪れて、疲れを癒してほしいですね」と〈Moving Inn〉のクリエイティブディレクター・渡邉桂志さん。

「私はバンライフの経験がこれまでないので、1週間すべてを車中泊するのはハードルが高くて、どんどん疲れが溜まっていくんじゃないかと、少し不安があったんです。でも、こうした露天風呂に浸かって、サウナで汗をかき、ゆっくりできる施設に1泊でもできると、全然違いますね(田岡)」

「ここに着くまでの道は何もなくて気持ちがよくて、そこをぐんぐん進んでいく感覚も、アトラクションのように楽しかった! サイト間の距離がものすごく広くてプライベート感があって、物音もしないのは、東京では味わえない沢さですね(Nachos)」

この旅の続きは、フォトドキュメンタリー『Endless water』へ。


 

Moving Inn Tokachi 北の森
北海道・十勝に広がる20,000坪の原生林内にたった4区画のみ展開する宿泊施設。トレーラーハウスステイとキャンピングカーステイを楽しめ、隣接するタイプ別のトレーラーハウスによって、薪式サウナや露天風呂などを活用しながら過ごすことができる。

2023年春グランドオープン
住所:北海道広尾郡大樹町光地園44番5
アクセス:帯広空港から車で約50分
敷地面積:約 66,115㎡
HP:moving-inn.com
IG:@movinginn_japan

田岡なつみ (たおかなつみ)
JPSA公認プロロングボーダー。2011年16歳でプロデビュー。2017年、JPSA(日本プロサーフィン連盟)において、3度の年間グランドチャンピオンに輝く。また、世界組織であるWSL(ワールドサーフリーグ)のASIAリージョナルでもランキング1位を2年連続で獲得。
IG:@natsumi_taoka

Nachos
“Beautiful Adventure”を自らのテーマに掲げ、ボードとカメラを片手に世界を旅するフォトグラファー。海、旅、女性にフォーカスした、ストーリーのある写真を撮る。また、動画撮影・編集、アートディレクション、執筆までマルチに活動している。
IG:@nachos.san

photo: Nachos / Ryo Muramatsu text:Sakiko Koizumi edit:Ryo Muramatsu cooperation: Moving Inn