都市計画、コミュニティデペロップメント、地域資源を活用した地域ビジネスのプロデュース他、東京都福生にある宿泊施設〈The TINY INN〉やフードトラックが並ぶ〈Delta EAST〉にて〈DOSUKOI PIZZA〉のファウンダーをしている佐藤竜馬(さとうりゅうま)さん。以前『noru journal STORY』でもご紹介したまちづくりのためのNPO法人〈FLAG〉の立役者として活動している。
佐藤さんの愛車は友人から紹介してもらった方から個人売買で譲り受けた1966年式の「Volkswagen タイプ3ファストバック」。試運転させてもらった際に、その疾走感たるや一瞬で虜になり、夢に出てくるほどの衝撃を佐藤さんに残したという。軽妙で穏やかな乗り心地を彷彿とさせるその見た目とは裏腹に、排気量1,600ccの馬力を搭載。スピードも出しやすい国道などを走り、夏は時折オーバーヒートすることもあるそうで、過去には国道で止まってしまいピザ屋のお客さんや米軍基地の友人にピザ屋まで押してもらったこともある。手はかかるものの、“日々エンジン音を聴いていると、オイル交換のタイミングやタペットの鳴りだしに気付ける”と、あえて車内ではあまり音楽は聞かないそうだ。クラシックカーならではの距離感に面白さを感じてもいるという佐藤さんにとってクルマは、単なる移動手段ではなく、日常の楽しませてくれる相棒のような存在。この年代の旧車だからこその変化に富んだ、刺激的なクルマライフをともに送ることができる。
#169佐藤竜馬
age
出身地
東京都
職業/肩書き
まちづくり•デザイナー
SNS/HP
IG:@ryumasato
車種
Volkswagen タイプ3ファストバック
カスタマイズ有無
ローダウン、ポルシェアロエホイール、5穴、フロントディスクブレーキ、フルトラMDS、ポイントレス
月間走行距離
約50km
クルマ遍歴
Y30 セドリックワゴン (1999年〜)→
MINI アニバーサリー (2000年〜)→
Volkswagen タイプ3ファストバック (2013年〜)→
クルマに求める要素(%)
普段、どのような用途でクルマを使っていますか?
通勤、仕事で
このクルマの好きなところ
この年代のクルマは、デザイン
ひとつ改善できるとしたら
オーバーホール、エンジンが調子悪い。
憧れのクルマは
カルマンギア (59年)
あなたにとってクルマとは
何ですかね、僕も知りたい。
photo by Kazuho Hirano / text by Mariko Ono