people

2025.03.03

夫婦の思い出や子供たちとの日々をクルマと共に紡いでく

地元の工務店に勤務し、ガーデニングや編み物、バドミントンなどの趣味を楽しみながら、東京都青梅市で暮らす萩原洋美さん。ふたりの子どもに恵まれ、実はおふたりともnoru journalに登場してくれている。花屋を営む明日香さん(自分らしいクルマ旅 #37)と、noru journalのサポートメンバーでもあるカメラアシスタントの哲平さん(PEOPLE #141)の母である。息子の哲平さんは、生前、夫が大好きで2台乗り継いだというテラノに乗っている。“日産でエンジン開発に携わっていた”という夫・公彦さんは哲平さんが1歳の時に他界。今は亡き夫が愛したクルマの助手席に、今度は息子が乗せる。そんな素敵なエピソードが萩原家にはある。

洋美さんが免許を取得したのは34歳。長年免許を持たず、ドライブは専ら夫の助手席だった。公彦さんが他界したのを機に両親の住む青梅移り住んだが、青梅の地はクルマがなくてはままならず、必要に駆られて免許を取った。免許取得後の最初の遠出は公彦さんのお墓参りだったという。

ふたりの子を女手ひとつで育てあげた洋美さん。送り迎えをはじめ、子どもたちと過ごす日々にはクルマがあった。車種選びは、家族を載せることを優先に考えていたが、彼らが巣立った今、免許取得前から憧れ続けていたというクルマを選んだ。それが現在の愛車「BMW MINI クラブマンJCW」。真っ赤な車体は特にお気に入りのカラー。前車の色決めの際にディーラーで見かけた赤いクルマの綺麗さに一目惚れ。以降、次のクルマも絶対に赤にすると決めていたようだ。今ではクルマがない生活は考えられないほど、身も心も支えてくれる存在。 “最高の友”だという。愛する家族との思い出にも、今、そしてきっとこれからの生活にも、いつもクルマが身近にある。愛おしい思いや日々が、載っている。

#200萩原洋美

age58

出身地

東京都

現所在地

東京都 青梅市

職業/肩書き

工務店パート

車種

BMW MINI クラブマンJCW 2019年式

月間走行距離

約500km

クルマ遍歴

NISSAN リバティ (1999年~2004)→
NISSAN セレナ (2009年~2014年)→
NISSAN セレナハイウェスター (2009年~2014年)→
BMW X1 (2014年~2017年)→
SUBARU XV (2017年~2024年)

クルマに求める要素(%)

普段、どのような途でクルマを 使っていますか?

乗らない日はほぼ無く、通勤、買い物、孫や友人に会いに行く時。
友人と遊びに行く時、たまにクルマの中で友人と語り合う事もあります。

このクルマの好きなところ

可愛らしいフォルム、観音開きの後部ドア、ボディーカラーもお気に入り。
内装も可愛くて乗っているだけでテンションが上がるところ。
可愛らしいクルマでありながら、走りはどっしりとした安定感があるのが良い。

ひとつ改善できるとしたら

オーディオの音。少しくぐもっているのでクリアな音で音楽を聴けたらより良いと思います。

憧れのクルマは

今が憧れていたクルマに乗っているので、現在は得に無し。

あなたにとってクルマとは

自分時間を豊にしてくれる最高の友

photo by teppei hagiwara / text by Miho Ishikawa