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2022.07.19

“家族のクルマ”だった旧車。憧れのエンジンで走る、発想の源泉

トロフィーやロゼットなどの“称えるカタチ”をリサーチし、その意味や由来を咀嚼しながら、ハンドメイドでオリジナルのアイテムを製作する〈WHYTROPHY〉の高澤敬介さん。ファッションやカルチャー誌で編集・ライターとしての活動を経て、現在はメーカーや企業のブランディングなども手がけている。活動の幅は多岐に渡るが、“物づくり”という共通のテーマのもと、“常に集大成だと思って”取り組んでいるのだという。そんな高澤さんは、クラシックカーコミュニティへのサポート活動も行っている。というだけあって、やはり愛車は古き良きクルマ。1976年式の「HONDA シビック」である。幼い頃“家族のクルマ”だった思い出の1台。EVへのコンバージョンにも惹かれるが、CVCCという特殊なエンジンのデザインへの憧れも捨てきれないのだとか。思い出や憧れを宿すクルマ。それは彼にとって“自分の発想や視野を広げてくれる源泉でもある”という。クルマとはなんとも、クリエイティブな存在なのである。

#079敬介

age

出身地

神奈川県

現所在地

世田谷区

職業/肩書き

プロデューサー / 編集者 / 〈WHYTROPHY〉主宰

車種

HONDA シビック 1976年式

カスタマイズ有無

無し

月間走行距離

約500km

クルマ遍歴

VWビートル 1967年式→
CHEVROLET アストロ→
HONDA シビック→
HONDA シビック(現在)

クルマに求める要素(%)

普段、どのような用途でクルマを使っていますか?

仕事の通勤、商品の配達、家族のドライブなど日常生活に使っています。(※現在、オーバーホール中)

このクルマの好きなところ

自分が小さい頃、同じクルマが自家用車だったので「家族のクルマ」という思い出が残っています。それと、ちょうど50年前の1972年に、北米の厳しい排ガス規制(マスキー法)を世界で初めてクリアした元祖エコカー、CVCCという特殊なエンジンで走るところです。

ひとつ改善できるとしたら

クーラーの調節が難しいのでどうにかならないか、、、

憧れのクルマは

たくさんありますが、一番はポルシェ911(ナロー)です!

あなたにとってクルマとは

生活の道具であり、自分の発想や視野を広げてくれる源泉です。

photo by Kenichi Muramatsu