広告業界の第一線で活躍するフォトグラファーの村松賢一さんは、noru journal編集長の兄で、noru projectの発起人のひとりである。70~80年代のヴィンテージカーに目がない、無類のクルマ好きだ。彼にとってクルマとはシンプルに、“カメラと同じくらい大好きなモノ”だという。時に、その2つの大好きなモノが融合し作品になることもある。軽トラに積んだ白い背景によるポートレート作品「どこでも白バック」(「乗るにまつわる座談会 #01」記事に掲載)や、コロナ渦によりクルマ通勤を余儀なくされた日々の中で撮り始めた「wayfinding」といったように。そんな彼の愛車、1975年式「FORD ブロンコ レンジャー」の役割はどうやら移動するためのモノではないようだ。“乗るという行為よりもクルマという存在が好き”だと言う。とくに近年はモビリティの文脈で語られることの多いクルマだが、そこにあるだけで気分が上がるアートのような側面だってあるモノなのだと、改めて気づかされる。
#046村松賢一
age40
出身地
東京
現所在地
東京
職業/肩書き
フォトグラファー
SNS/HP
Instagram:@muramatsuken1
車種
FORD ブロンコ レンジャー 1975年式
カスタマイズ有無
確認中
月間走行距離
約55km
クルマ遍歴
SUZUKIの軽トラ(2009年〜2010年)→
CADILLAC フリートウッド ブロアム(2010年〜2013年)→
VOLKSWAGEN カラベル(2013年〜2017年)→
VOLKSWAGEN ゴルフ(2011年〜現在)
FORD ブロンコ レンジャー (2017年〜現在)
クルマに求める要素(%)
普段、どのような用途でクルマを使っていますか?
休みの日に、ひとりで考え事をするときにブロンコで出かける。できるだけ週に1度は乗るようにしている。
このクルマの好きなところ
顔。見た目。
ひとつ改善できるとしたら
燃費。
憧れのクルマは
初期のPorsche 911 タルガが欲しい。
あなたにとってクルマとは
カメラと同じくらい、大好きなモノ。
photo by Shinji Yagi