函館市末広町にある〈cafe water〉に立つ中村由紀子さん。同店は、東京・目黒のレストラン〈BEARD〉や東京・神田にあった〈the Blind Donkey〉を手掛けた後、長崎・雲仙に新生〈BEARD〉をオープンさせた原川慎一郎氏がオーナーを務めるお店。歴史的な街並みや海辺の静けさなど素朴な土地の雰囲気が魅力的だったことに加え、親交ある生産者が道南エリアに多かったことが開業の決め手だったという。チーズや野菜、ワインやコーヒーなどお店で扱うものは繋がりある生産者さんから手に入れたものばかり。まるで港のように、地域の食材が集まることで、近所の人や観光客が道南の食を体験を通して風土や暮らしを感じたり、生産者同士が出会いが生まれたり、と新しい波が生まれる場にもなっている。
中村さんにとってはじめての飲食業だったが、持前のチャレンジ精神で一から料理を勉強。柔らかく落ち着きある彼女がお店の居心地の良さを作り出している。
移住を決めたのは、全国各地を巡ってきた中村さんの旦那さんが最も気に入った街が函館だったからだそう。その魅力は、“どんな日も景色がいい街”だという。新たにクルマ社会の土地で生活し始めた彼女にとって、クルマは“日々の暮らしを共にする頼れる相棒”。旦那さんと友人とドライブに出掛け、クルマ屋の前を通過した際、一目惚れした愛車が「JEEP コンパス」だ。シティーユースに適したサイズ感とジープらしいスタイリッシュな外観が人気の コンパクトSUV。搭載するスペックは雪山の悪路も踏破できるクオリティは冬の時期、積雪や凍結する日も多い函館生活でも、安心して移動することができるという。
“ノープランの日でも思い立ったら、すぐ出発できるのがクルマの良さ。天気が良い休日にちょっと岬まで行ってみようかな、とか温泉にでもいってみようかなとか。自分の気持ちに素直になることができます”と中村さん。立待岬や湯ノ岱温泉に行くことが多いそうだ。故郷を離れ、北の国で生活する彼女に、クルマは暮らしの彩りを与えてくれる。
#190中村由紀子
age36
出身地
岡山県岡山市
現所在地
北海道函館市
職業/肩書き
飲食業
SNS/HP
IG:@cafewater_
車種
JEEP コンパス 2013年式
カスタマイズ有無
ホイールを黒に変えました。
クルマに求める要素(%)
普段、どのような用途でクルマを使っていますか?
夫がおそろしい温泉好きで、毎日温泉に連れて行かれています。
仕入れや、生産者さんのところに訪ねにいっています。
道内の旅行や、フェリーに乗せて青森にも行きました。
このクルマの好きなところ
サイズ感。たっぷり積載量もあるけれど、大きすぎないところ。
ひとつ改善できるとしたら
カセットテープが聴けるようになったらうれしいです。
憧れのクルマは
特になし
あなたにとってクルマとは
家族や友人と過ごしたり、ひとりで過ごしたり、
移動できる部屋のような存在です。