「#これからの時代に役立つクルマ旅ギア」を紹介する企画。長野の伊那谷と御代田に拠点を持ち、新しい暮らしを作るnoru journal編集長・村松亮によるセレクトをお届け。東京ではプランナー、プロデューサー、そしてnoru journal編集長として活動する、多拠点生活の実践者が選ぶプロダクトとは？

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select by スタイリスト 平健一
select by noru journnal編集長 村松亮
select by バンライファー小濱潤平
select by neru designworksデザイナー neru
select by インスタグラマー YURIE
select by キャンパー issei

難燃でありながら、軽量。春夏のキャンプに最適なアイテム

旅をすることと働くこと、デスクワークと焚き火。今まで対極にあったことが両立できるような時代になってきた。自然と都会、仕事と遊びがシームレスなっていくと着る服も変わっていく。今回紹介するのは、そんな気分に寄り添う1着。“庭仕事も、キャンプも、ドライブも、パソコンで仕事する行為と隣り合わせ”な暮らしの編集長村松が、どんな時も着れて車中に入れておきたいというウエア。〈Snow Peak〉おなじみの「TAKIBI」シリーズに新たに登場した新素材を用いた「TAKIBI Light Ripstop Easy Pants」と「TAKIBI Light Ripstop Pullover」。タテ糸にコットンを、ヨコ糸にカネカロン(難燃アクリル)を使い、リップストップに仕上げた生地で、難燃スペックはキープしながらも、春夏シーズンに着やすい軽量感を実現している。伸縮性はなく、表面はマットな風合い。デザイン・プライスともに既存の｢TAKIBI｣シリーズよりライトにし、日常から気軽に取り入れられるシリーズを目指したという。

プルオーバーは、着用シーンにあわせ袖の上げ下げアレンジが可能なのが◎。キャンプシーンにおいて、作業時は袖口をロールアップしてボタン留めでき、焚き火の際にはおろして腕を保護できる。1枚着でもTシャツの上からも着られるサイズ感にこだわり、フロントのフラップ付きポケット、サイドのスラッシュポケットともに、使いやすい位置に。イージーな穿き心地のオーバーパンツは、ウエストがゴム×ドローコード仕様。裾のドローコードを絞るとシルエットを変えられるため、1枚で着用しても様になり、タウンユースにも取り入れられる。膝はタックを入れて立体感を出し、膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで発生する膝部分の突出を防いでいる。日中にショーツを着用し、夕方から夜にかけてオーバーパンツを重ねる流れが増える春夏シーズンのキャンプにも最適。

「ワーケーションに、半農半X……これまで働くことと両立しずらいと思われていたことが、意外に兼業できるのではないか、そんな風に見直されつつある昨今。自分のライフスタイルも、思えば、庭仕事も、野良仕事も、キャンプも、焚き火も、ドライブも、パソコンで仕事する行為と隣り合わせになってきました。そんな暮らしにおいて、車中に入れておきたいウエアのひとつが、作業着も兼ねつつ、普段も着れること。汚れを味わいやエイジングとして受け止めてくれること。選んだ色は、あえての白。オーバーサイズで、上重ねて着れるのは、防寒にもなれば、作業着にもなる嬉しいポイントでもあります。」(村松亮)